平壌の国際音楽祭、オンラインで参加可能 来年4月、組織委がホームページで公表

朝鮮では、建国の父である金日成主席の生誕日(4月15日)に際して、国内外のアーティストが出演する4月の春親善芸術祭典が開かれてきたが、来春はオンラインで開催される。

大会組織委員会が、来年4月10~20日に平壌で第32回4月の春親善芸術祭典を開催するとHPで公表した。

大会組織委ホームページ

 大会組織委HPによれば、参加対象は音楽、舞踊、サーカスなどの芸術を専門とする団体および個人で、希望者は映像審査を経て祭典に参加することができる。開・閉会式や審査を通過した参加者の演目は、ウェブサイト・朝鮮芸術(http://www.korart.sca.kp/)で公開するほか、優秀作品は朝鮮中央テレビでも紹介する。応募期間は来年1月31日まで、宛先はメールアドレス:kpaes@star-co.ne.kp。詳細はHP(http://www.uriminzokkiri.com/asfaf/ ※朝鮮語)から。

 4月の春親善芸術祭典は、自主、親善、平和の理念の下に金日成主席生誕70周年の1982年から開催されてきた。

 世界各国のアーティストたちの親善、交流促進を目的とする。参加者を国内のアーティストに限定した4月の春人民芸術祭典と交互に隔年で開催されている。

 昨年と今年は新型コロナウイルス対策で中止したため、親善芸術祭典の開催は18年以来、4年ぶりとなる。

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