内堀雅雄知事は2日の県感染症対策本部員会議で、県民への新型コロナウイルスワクチン接種を巡り、国が掲げた「11月中に希望する人への2回接種完了」との目標を「おおむね達成できた」との認識を示した。
県によると、県内の12歳以上の2回目接種率は1日現在で87.8%に上り、対象者169万5539人のうち148万7847人が接種を終えている。
また、内堀知事は、年末年始にかけて人が集まる機会が増えることを踏まえ「これまでの傾向として、人流が増加する長期休暇のシーズン後に感染が拡大しており、年末年始にかけての感染拡大が懸念される」と指摘。「オミクロン株による感染拡大も懸念されており、引き続き最大限の注意が必要だ」と述べ、県民に基本的な感染対策の徹底を呼び掛けた。