海南省が外資系企業の人気投資先になった理由とは?―中国メディア

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最新のデータによると、2021年1-10月に海南省で新たに設立された外資系企業は前年同期比153.69%増の1649社に上り、実行ベース外資導入額は同414.1%増の29億4600万ドルに上り、増加率は全国トップだった。海南が外資系企業の人気投資先になったのはなぜだろうか。経済日報が伝えた。

同省海口市国興大道に位置するグローバル貿易の窓は、海南省の「百国千企業」計画の初の実施地点であり、昨年に「海南自由貿易港建設総合プラン」が発表されてから、入居する企業が急速に増加した。現在は韓国、シンガポール、日本など35の国と地域の企業が入居し、貿易、観光、消費、文化などの分野で投資が行われている。

海南に外資が持続的に流入していることは、海南のビジネス環境が改善を続けていることやサービス水準が向上を続けていることと切り離せない。

11月1日、「海南自由貿易港ビジネス環境最適化条例」が正式に施行された。国際化したビジネス環境の構築に関して、同条例は、「海南は世界と中国のビジネス環境評価指標システムを目指して、海南自由貿易港ビジネス環境評価指標システムを制定・実施する」と打ち出した。

これに先だって、海南は国際的な開放協力の推進をさらに加速し、ビジネス環境の最適化を続けるために、国際投資の「単一窓口」を設立し、投資前、投資中、投資後の全チェーンにわたるサービスを統合し、「1ネットワーク全手続き」や審査認可権限の委譲などの「放管服改革」(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)を推進し、投資家にワンストップ式で全プロセスをカバーする「セット方式」の政務サービスと「バトラー式」の生活サービスを提供している。また、企業誘致と資本導入のための「プロジェクトバンク」と「資源バンク」も設立し、投資主体が海南を理解し、投資チャンスの情報を得るためのワンストップ式窓口サービスを提供している。

また、海南は外資系企業が調印したプロジェクト建設の実施を推進するため、省の指導者が関わる重点プロジェクトメカニズム、重点企業サービス作業メカニズムを打ち立て、重点外資系企業の登録グリーンルートを開設し、グローバル企業誘致サービスのホットラインを開通した。

これに先だって発表された「第14次五カ年計画の外資利用発展計画」は、「これから高水準の対外開放をさらに推進し、プラットフォームの開放機能を強化し、海南自由貿易港の建設を支援する」と指摘した。海南省党委員会全面深化改革委員会弁公室の李宇飛副室長は、「新たな発展構造において、海南自由貿易港は新時代の中国の対外開放の鮮明な旗印と重要な開放の扉として、より高い水準の開放型経済体制の構築を加速させ、国内と海外に向けた開放の新たな可能性を切り開く。海南自由貿易港は今、国内と国際的な2つの循環『双循環』の重要な交差ポイントになるために努力を重ねている」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)