Efinix® Trion® FPGA(T20) に1ステージ化RISC-Vプロセッサを実装 - 株式会社ウーノラボ

2021年12月2日
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株式会社ウーノラボ(東京都渋谷区、代表取締役:福島 眞粧美)は、非パイプライン構造の1ステージ化RISC-Vプロセッサ(RV32IM適用)の開発を行なっております。
1ステージ化プロセッサの動作は、特許技術により1命令サイクルを1ステージ化し1クロックで処理することを特長とするものです。
分岐や割り込み処理が完了すると、次のクロックで元のプログラムに復帰するため、パイプライン処理のように読み込み済みのプログラムの破棄や再読み込みによる遅延が発生せず、エネルギー効率の高い動作を実現します。

この度ウーノラボは、低消費電力IoT機器に最適なエフィニックス Efinix® Trion® FPGA(T20、SMIC 40nm)に1ステージ化RISC-Vプロセッサを実装し、高効率動作を実証しました。
エフィニックス (Efinix) | Trion FPGA (efinixinc.com)

・動作周波数:25MHz
・DMIPS/MHz:1.41

※回路規模はEfinix®Jade SoC (5ステージのパイプライン) と同等
※回路規模の削減により、T4・T8への実装も可能

今後は、より高性能かつ低消費電力の Efinix® Titanium® FPGA(Ti60、TSMC 16nm)への実装およびベンチマークの実施を予定しております。
また、ASICやFPGAへ実装可能な、IPコアとしてのリリースに向けた準備を進めております。
エフィニックス (Efinix) | Titanium FPGA (efinixinc.com)