TOKIO・国分太一のつくることへのこだわり――“熱い思いをカタチに”

フジテレビで本日12月3日放送の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(深夜1:15、関東ローカル)は、今年4月に始動した「株式会社TOKIO」の特集・第2話。副社長・国分太一が抱く熱い思いや、アイデアを形にする日々にフォーカスされる。

「株式会社TOKIO」にとって最初のプロジェクトである、全国にうどん店を展開する大手チェーン「丸亀製麺」との共同企画が進んでおり、国分は6月に自らメニュー開発した子ども用のうどん弁当のCM撮影に臨んでいた。CMでは、食事を楽しむ子どもたちと、それを優しく見守る国分の姿が映し出される。

実は子どもたちが使用している木の机は、国分の発案によりTOKIOのメンバー3人の手で制作したもの。撮影に先駆けて国分が天板を、城島茂が脚を作成、そして松岡昌宏が組み立てを行なった。国分は「これまでCMのセットをタレントで作った人っているんですかね。ものすごい愛着が湧きますけどね」とうれしそうな笑顔を見せた。

そんな中、国分は司会を務める大型音楽番組のオープニングアクト用の曲作りにも取り組んでいた。仕事の合間に時間が取れる日には、パソコンとMIDI(Musical Instrument Digital Interface)鍵盤を持参し、作曲を進める。「なんか作るのは好きですよね。どう考えても。出てきちゃうんでしょうね。こうしたら面白くなるんじゃないか、っていうのが。自分が参加していることの証。そういう気持ちが強いのかなぁ」と国分は心境を明かす。

そして、リハーサルの当日。スタジオには国分が自ら声をかけたバンドメンバーが集合した。バンド名は国分が考えた「STRIKE WHILE THE IRON IS HOT」と発表。その理由について「鉄は熱いうちに打てという、直訳するとそうなんですけど。僕は、熱い思いをカタチにしよう、という解釈でこのバンドを組みました」と意図を説明した。

さらに、「株式会社TOKIO」は、新たなプロジェクトに向けて動きだす。「Make with TOKIO!一緒につくろうプロジェクト」と掲げ、アイデアはあるけれど、形にするきっかけが欲しいという団体や個人を全国から募集。新しいビジネスとして実現させようというものだ。メンバーの予想をはるかに超える数の企画が寄せられ、3人は一つ一つ丁寧に目を通していく。城島は「いろんな人に加わっていただいて一緒に作っていくって、ものすごい夢あるなって気がして。心の距離を縮めて、一つのものを追いかけていく、作り上げていくことって、すごく意味がある」と力強く語る。

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