キングス田代、左膝の手術終了「つらい試練、必ず強くなる」 全治10カ月

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは2日、左膝を負傷していた田代直希が11月30日に琉球大学病院で手術を受け、無事終えたと発表した。11月6日の新潟戦で負傷し、全治10カ月と診断された。左膝前十字靱帯(じんたい)断裂と左外側半月板損傷、左大腿(だいたい)骨外顆(がいか)骨挫傷だった。

 田代は「人生の残酷さ、はかなさを目の当たりにして、やるせなくてなかなか立ち直れなかった。ただ、これは僕にとってつらく長い試練で、乗り越えなくてはならない壁だと今は思えている。必ず強くなってコートに戻ってくる。皆さまの前で元気にバスケットができる日が来るのを信じてこつこつ頑張っていく」とコメントした。

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