ウッドステーション、ウッドデザイン賞の優秀賞受賞=「社会提案性のある取り組み」が評価

ウッドデザイン賞運営事務局が11月24日発表した「ウッドデザイン賞2021」の上位賞25点の一つとして、ウッドステーション(千葉市美浜区、塩地博文社長)が製造・販売する「木造大型パネル」に関する『木造大型パネルによる製造・物流・施工の合理化技術』が優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれた。ウッドステーションでは受賞を木造大型パネル拡販のテコにしたい意向だ。

「木造大型パネル」は、構造材、面材、間柱、断熱材、サッシ、一次防水――などを工場で事前に一体化させたモジュール製品で、クレーンで現場に施工するウッドステーションの独自工法。構造材や面材、間柱、サッシといった前述の資材・部材を人手により現場施工する場合と比べて、(1)性能面および施工面の躯体品質の安定性向上(2)上棟以上まで1日で済むことによる工期短縮――などが特徴という。

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