きょう3日(金)は晴れている所が多く、南風も加わり、気温が上がっている。雪が積もってる所では、なだれや落雪が起きやすくなっているため、注意が必要だ。
また、このあと前線が通過するため、日本海側では次第に雨や雪の範囲が広がる見込み。
あすは冬型の天気分布で、晴れる太平洋側でも空気が冷たい一日となりそうだ。
気温上昇 なだれ・落雪に注意
けさは冷え込みが強まり、全国の320を超える地点で気温が0℃未満の冬日となった。東京都内でも八王子など0℃台まで気温の下がった所があるが、日中は各地で気温が上がってきている。
予想最高気温は東京で17℃、仙台で15℃など、東日本や北日本を中心に11月上旬から中旬の陽気となりそうだ。きのうと比べると全国的に寒さが和らいでいるが、雪が積もっている所では、なだれや落雪が起きやすくなるため、注意が必要となる。
日本海側は雨や雪のエリア広がる
午前11時現在、晴れている所が多いが、このあと前線が通過するため、日本海側を中心に次第に雨や雪の範囲が広がりそうだ。夕方以降は日本海側の広い範囲で雨や雪となり、雷を伴う所もあるため,落雷や突風などに注意が必要となる。また、四国など太平洋側でも一部、雨の降る所がありそうだ。
あすは冬型の天気分布
あすは日本海側では北陸や北日本を中心に雨や雪となり、気温はきょうよりも大幅に低くなりそうだ。一方、太平洋側は晴れる所が多いが、空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意が必要となる。また、北よりの風が吹くため、昼間も空気が冷たく感じられそうだ。 (気象予報士・多胡安那)