山梨&和歌山で震度5弱 地震発生 世界のトレンドに「日本沈没」まで登場

ドラマ「日本沈没」に出演中の香川照之(東スポWeb)

3日午前に最大震度5弱を観測する地震が山梨県と和歌山県で発生し、ツイッター「世界のトレンド」の上位に関連ワードが並んだ。

午前10時30分ごろの時点で、1位「Lula」に次ぐのが「震度5弱」で7万3365件のツイートがあった。7位に「緊急地震速報」、8位に「地震大丈夫」、9位「南海トラフ」とトップ10に4語がランクイン。以下、13位「和歌山県」、15位「紀伊水道」、26位に「日本沈没」の言葉も見られた。

この日は午前6時37分ごろ、山梨県東部・富士五湖を震源とする最大震度5弱(同県大月)の地震が発生。同2時台には、震源が同じで最大震度4および3の地震が続いていた。それに加えて同9時28分ごろ、和歌山県御坊市で震度5弱を観測する地震が起きたことで世の中の不安が高まり、まさに現在危機の状況が描かれているTBS系ドラマ「日本沈没」に思いが及んだようだ。

ヤフーのツイート数グラフでは、9時30分前からこの言葉が急増。11時30分までの6時間で3766件を数えた。内容は「ドラマの日本沈没見てるから、マジ怖くなります」「日本沈没を思い出す」といったストレートな連想から、日本が地震大国であることを踏まえてか、「ちょっとぐらいの地震で」と大騒ぎを戒める投稿も見られた。

ドラマでは、香川照之演じる田所博士が主張する「関東沈没」騒ぎと実際の地震後、名古屋でも地震が起きた。今回のリアル地震も関東甲信から西へ飛んだような形のため、なおさらドラマが頭にちらつく人が少なくなかったのか…。

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