甲子園優勝経験者が感謝した清原和博の助言 「何やっても熱が出ない」人生相談に反響「神回です」

© 株式会社ジェイ・キャスト

元プロ野球選手の清原和博氏(54)が2021年12月1日に公開したユーチューブ動画で「人生相談」を行い、視聴者から「感動した」などの声が上がっている。

番組は「甲子園優勝してから何もできなくなった男【キャッチボール人生相談】」とのタイトルで公開され、人生相談を依頼した男性が悩みを打ち明け、清原氏がこれに答えていく形で進められた。

相談者「何をやってもいまいち熱が出ないというか」

相談を依頼したのは夏の甲子園で優勝経験を持つ34歳の元高校球児。現在は会社員として働いている男性は今回、清原氏に人生相談を依頼した理由を次のように説明した。

「僕自身、あまり野球が上手でなかった人間でその中で野球を続けさせてもらって高校でいい思いをさせて頂いたんですけども。それよりも上にくるような思いをぶつける場所がないというか。何をやってもいまいち熱が出ないというか。そういう日々が優勝してから15,6年経つんですけど」

男性の悩みを聞いた清原氏は「自分を振り返って今年54(歳)やけど、あの夏の甲子園以上のものはないよ。プロ野球の世界に入って色々野球をやって日本一にもなったりしたけども。プロ野球は何度も経験出来るけど高校野球はたったの1回。あれ以上のものはないと思うけどね」と自身の経験を踏まえて返答した。

清原氏はPL学園で1年生からチームの主力として甲子園大会に出場し、春夏5季連続出場を果たしている。桑田真澄投手とともに出場した高校1年の夏の大会で優勝し、高校生活最後の甲子園となった3年の夏も制した。

清原氏「まず一歩前に出ることが大事なことだと思う」

高校卒業後の86年に西武に入団しルーキーイヤーに打率.304、31本塁打、78打点をマーク。日本シリーズでも大活躍してチームの日本一に貢献した。96年にはフリーエージェント(FA)で巨人に入団し、ケガと戦いながらも主力としてチームをけん引した。

一方の男性は高校卒業後に大学に進学。肘の負傷でプロの夢を断念したが、野球に対して燃え尽きずにそのまま来ていることを明かした。また、将来的には子供たちに野球の指導をしたいという願いもあるが、一歩踏み出す勇気がないという。

清原氏は男性の悩みに対して「野球が終わって俺は違う意味で野球をやり切った感があって、そこからお酒に溺れたり逮捕までされることになってしまったんだけど。それは地獄のような日々を送ってきたけど」とプライベートでの出来事を振り返りながらアドバイスを送った。

「まだまだ34(歳)でしょ。何でもトライした方がええんちゃう。同じ野球人として。野球は失敗のスポーツやんか。取り返すチャンスはあるわけだから。人生も一緒だと思う。俺もしゃべりながら自分に言い聞かせてるんだけど、思ったらまず一歩前に出ることが大事なことだと思う」

清原氏「偉そうに言える立場じゃないけど...」

そして「偉そうに言える立場じゃないけど、俺は人生踏み外して一生背負っていかないといけないことなんだけど。それはそれで覚悟しているし。俺のこと思ってみ、自分全然まだいけるで」とエールを送った。

これまで誰にも相談出来なかったという男性は「清原さんから『甲子園以上のものはない』と。それは自覚していいんだと思えたのはすごくありがたいです」と感謝した。

動画のコメント欄には清原氏が相談者に真摯に向かい合う姿に視聴者から「感動しました」「清原さんの優しさに泣けました」「神回です」「この企画シリーズ化してほしいです」などのコメントが寄せられた。