阪神・江草二軍投手コーチ就任「左腕にしか分からない部分を教えていきたい」

阪神の二軍投手コーチに就任した江草仁貴氏(東スポWeb)

来季二軍投手コーチに就任する江草仁貴氏(41)が3日、西宮市内の球団事務所で、就任会見を行った。

02年のドラフト自由枠で阪神入団、11年途中に西武、12年からは広島と3球団を渡り歩き、先発・中継ぎとプロで349試合に登板した経験を持つ左腕は、11年ぶりの古巣復帰。背番号は72に決定した。

来季の投手コーチのスタッフでは一、二軍で唯一の左腕となる新任コーチは「もう一度、タイガースのユニホームを着られて喜びを感じています。左(投手)にしか分からない部分があって、そこを教えていきたい」と意気込んだ。

今季は昨年、社会人から入団の伊藤将司(25)が2桁勝利を挙げたものの、年間を通じ一軍の先発ローテーションといて貢献したのが、伊藤のみ。

来季は、創価大・鈴木勇斗や新潟医療福祉大・桐敷拓馬など即戦力が期待される大卒左腕2人も加入予定。左腕王国誕生へむけ、さっそく腕をぶしていた。

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