DeNA2年目左腕・坂本裕哉 33%増2200万円でサインも「防御率5点台は話にならない」

会見に臨んだDeNA・坂本

年俸増も自らには厳しい言葉を向けた。DeNA・坂本裕哉投手(24)が3日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、33%増の2200万円でサインした。

会見に姿を見せた左腕は今季のプロ2年目を振り返り「納得のいくシーズンではなかった。勝利に貢献できる割合は少なかったので、もっと増やしていけるように頑張りたい。先発として長いイニングを投げなければいけないが、平均イニング数も数少ない。中継ぎの人たちにも負担をかけてしまった」と反省の弁を口にした。

今季は4勝6敗、防御率5・25。シーズンを通して安定した成績を残せなかったものの、それでも契約更改の席上で三原球団代表からは「来年はチームを背負うぐらいに頑張ってくれ」と激励の言葉を受け、昇給をつかんだ。

来季に向けては「1年目も2年目も防御率は5点台。一軍のピッチャーとしては話にならない。まずは3点台が目標。そうなれば長いイニングを投げられるということにもつながる」と述べ、自分に言い聞かせた。

(金額は推定)

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