コロナ禍のペットへの影響は? ペットとの生活で役立つ家電は? パナソニックが「ペットとの暮らしセミナー」を実施

パナソニックが、「ペットの暮らしセミナー」をメディア関係者を対象に開催した。コロナ禍がペットに与えている影響やペットとの生活で役立つ家電など、最新のペット事情が紹介された。

セミナーにはゲストとして獣医師の佐藤貴紀さんが登壇。コロナ禍におけるペットの暮らしの変化について、柴犬の飼い主でもあるパナソニックの社員と語り合った。

パナソニックが、犬・猫を飼っている全国の男女500人を対象に調査を行なったところ、「在宅時間が増えたことでペットに構いすぎてしまっている」と感じる人が44.9%もいた。また、20.6%の人が「ペットのいたずらや無駄吠えが増えた」と感じていることが分かった。

飼い主とペットがしっかりとコミュニケーションをとることは悪いことではないが、佐藤さんによれば構い過ぎはペットが規則正しい生活を送る上でマイナスになる可能性があり、ストレスの原因になっているかもしれないとのことだった。

ペットにもコロナ太りが起きている?

また、飼い主の在宅時間が増えたことはペットの健康状態にも影響を与えているという。27.5%の人が「コロナ禍でペットが運動不足になった」と感じ、38.3%の人が「在宅時間が増えたことでおやつを与えすぎている」と感じている。

犬の運動不足の背景について、佐藤さんは「対面で人に会うのが怖いということで、コロナの時期には散歩も減ったということがうかがえます」と語った。

おやつの与えすぎについては、犬猫と一緒にいる時間が増えて、ペットに構いすぎる人が増えていることが原因になっているものと考えられる。

運動不足やおやつの与え過ぎはペットの肥満の原因になる。「人と同様で成人病のような症状になります。糖尿病や膵炎になったり、心臓や関節にも負担がかかります。腸内環境のバランスが崩れて、免疫力も下がります」(佐藤さん)とのことなので、飼い主の責任としてペットの肥満は避けるようにしよう。

留守中でもペットを見守れるペットカメラ

佐藤さんによるトークセッションに続いて、ペットとの生活で役立つ家電が紹介された。まず、留守中のペットの様子をチェックできる「HDペットカメラ」。自動追尾機能があるため、撮影範囲からペットが移動してもカメラが自動で追尾して撮影することが可能。

特許取得の転倒防止構造が採用されているため、ペットがいたずらしても倒れにくくなっている。人の力で押しても倒れないほどなので、「カメラが倒れてしまって、ペットの様子が見えない」という事態が避けられる。

写真と動画を簡単にスマホに保存できるので、SNSへのアップなどに使える点も嬉しいところだ。

ウイルスが増える冬は、ペットにとっても加湿が大事

ペットの抜け毛の掃除にも役立つセパレート型コードレススティック掃除機や、次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」も紹介された。特に「ジアイーノ」は、購入済みのペットオーナー160名にアンケートしたところ、その96.9%が「みんなにおすすめしたい!」と解答したすぐれもの。

除菌、清浄脱臭で優れた機能を持つだけでなく、加湿機能も搭載している(加湿機能がない機種もあり)。空気が乾燥する冬季はウイルスが蔓延しやすくなり、犬猫の健康にも悪影響を与える危険性があるので、室内の湿度はしっかりと保ちたい。その点でもジアイーノは役立つのだ。

HDペットカメラとジアイーノに関しては、毎月定額を支払って使用するサブスクリプション型サービスも行なわれている( https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/sbsc/ )。「せっかく購入しても使いこなせるかどうか心配」という人は、まずこちらで試してみるといいだろう。

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