厳冬期も暖かくて防風・防水・透湿で春秋も使えて見た目がカッコよくて価格もそこそこなジャケットないかなー。
と、ありえないスペックのジャケットを熱望していた私ですが、ついに答えを見つけてしまいました。
それがコイツだ!
ラフアンドロード WSプリマロフト®ウォームパーカー
ラフアンドロード(通称ラフロ)のWSプリマロフト®ウォームパーカーです!
久々に神ジャケットに出会った。
マジで最強すぎたので、借りたのではなく実費で購入してます。
コイツの凄さは大きく3つあります!
凄いところ1 プリマロフトのインナージャケット!
最大の売り「プリマロフト」が使われたインナージャケットです。
一言で言うと、めちゃくちゃ暖かい。
プリマロフトとは、アメリカ国軍の要請でALBANY社が開発した人口羽毛です。
羽毛のような軽さ・暖かさ・柔軟さに加え、なんと撥水性も発揮!過酷な環境でも使える実用性の高い人口羽毛です!
プリマロフトには何種類かあるのですが、その中で最高の保湿性を誇るPrimaLoft Gold Insulation with Cross Coreを搭載!
なぜかラフロ公式はゴールド使ってるのをあまり推していない。
ここめっちゃ凄いだろ。もっと推せ。
ちなみにプリマロフトインナーは薄いので他のアウターと合わせるのも可!これは汎用性が高い。
ユニクロ教にわかりやすい例えで言うと、ウルトラライトダウンの2/3くらいの薄さ### 凄いところ2 防風・防水・透湿のアウタージャケット!
プリマロフトばかり注目されますが、アウターも本当に優秀。
プリマロフトのインナーが最大の効果を発揮するよう、防風性・防水性が高いアウターになっています。
加えて注目したいのは、透湿性も高いこと。
前に透湿性の低いジャケットを使ってたら、ジャケット内が結露したことがある。
人間の汗を逃すって超大切…。
透湿性が高いため、プリマロフトで超暖かくてもジャケット内が不快にならないのだ!
プロテクターは背中、肩、肘に加え、オプションで胸部パッドが付けられる。
薄型胸部プロテクターが入ります!
ベンチレーションもついてて暑さ対策も万全。
腕のベンチレーション!開けたまま忘れたら寒かったです。
しかも各種ポケットがかなり実用的!
特に左袖のコインポケットが超実用的!テスト中にETC壊れたので助かりました。
こりゃすげえ。完璧じゃねえか。
凄いところ3 街歩きできる見た目!
プロテクターフル装備でこの見た目はかなりスッキリ!このまま街歩きできます。
性能も大事だけど、見た目も大事…。
ツーリング好きには超大事な要素!見た目も良いです!
安全は大切ですが、全身ガチガチのプロテクター姿で街やサービスエリアを歩きたくないですもんね…。
胸部プロテクターが薄型なことも一役買っており、かなりスマートな見た目。
色は4色ありますが、全て派手さは控えめのお色味!こいつぁ嬉しい。
しかも安い!
ここまで機能性が高くてオプション胸部プロテクターをつけても3.5万円以下です!
ぶっこわれ価格
本体:33,000円
胸部プロテクター:1200円
これはすごいわ。薄給サラリーマンの見方すぎる…。ありがとうラフロ!
実際に着てみた
173cm68kgがLサイズを着るとこうなる。
他メーカーだとMを選ぶことが多いですが、このジャケットは少し小さめな設計かも。
ポケットもたくさん付いてて凄い機能的。
ポケット多いのにデザイン損ねてないのも素晴らしい。
インナーとアウターは接続可能。もちろん別で着ることも可能!
各部の赤いベルトでインナーとアウターを接続可能!## オンオフ1000km走ってみた感想(SSTR参戦)
2021年最も美しい夕日だった。
日の出とともに太平洋側を出発し、日没までに金沢の千里浜なぎさドライブウェイに到着するラリー「SSTR」でその性能を確かめてきました!
10月だったのでまだプリマロフトインナーの検証はできず…
アウターのみの検証となります。
オンロードの感想
すばらしいの一言!
10月上旬で最高気温は23度!
結構暑く汗もかいたのですが、透湿性も問題なく不快感はありませんでした!
脇のベンチレーションも結構しっかり効きます。
透湿性が低いジャケットだと内側で生地が張り付く嫌な感じがしますが、全く問題なし!
山間部を通ると気温は15度以下まで落ちましたが、ベンチを締めればしっかり防風してくれます。
ワインディングもたくさん走りましたが、動きの邪魔をすることもありません。
オフロードの感想
スマートな見た目なので動きづらい?と思いましたが、そんなこともありません!
バイクの上で体を動かしても突っ張ったりは一切しません。
微妙なところ
最強だけど完璧ではないこのジャケット!
致命的ではないですが、欠点もあります。
夜は目立ちづらいかも
アーバンな色使いなので夜は目立ちません。
街灯の少ない道を走る人は目立つために蛍光色を好んだりしますが、このジャケットは夜は目立ちません…。
蛍光イエローとかレッドが欲しい人はダメかも…。
防御力は最強ではない
某他社製と比べると胸部プロテクターはデカくて薄い
最強に見えるジャケットですが、プロテクターは全体的にやや薄め。
特に胸部プロテクターは広範囲を薄く守ってくれる作りになっていて、他メーカーに比べるとやや薄め。
ゴツいタイプもあるので、プロテクター重視の方はオプション品で調整してね。
その分スリムな見た目になっているので仕方ないですね。
ツーリングで使うから過剰なプロテクターは不要!という人は良いと思います。
このジャケットで往復1000kmテストしたSSTR動画はこちら
まとめ
通常、ジャケットって何かを優先すると何かを失います。
例えば…「暖かくすると価格が高くなる」「プロテクター満載だとシルエットが悪くなる」とか。
だから本当は「暖かいのに安くて防水で透湿でプロテクターがあってカッコいい!」というのは今までの常識では矛盾したジャケットです。
そんな夢のようなジャケットを先進素材で叶えてくれたラフアンドロードは本当にスゲェ!
地元にラフロ本社があるから昔から見てるけど、最近のラフロはホント輝いてる。
これからも応援してるぜラフロ!