自民党の泉田裕彦衆院議員（５９）に「裏金要求された」と暴露された〝新潟のドン〟星野伊佐夫新潟県議（８２）が３日、会見し、疑惑を真っ向から否定した。
「全くの作り話。作文であると訴えたい」と会見した星野氏は、泉田氏の告発はウソと反論した。この問題は先月２９日に泉田氏がツイッターで、「【総選挙の闇】２０００～３０００万円の裏金要求されました」と暴露。１日の会見で、要求してきたのは星野氏だったと明かし、この日は一部メディアで録音した音声テープを公開していた。
「必要経費を早くまこう。２０００～３０００万円出すのにもったいながったら人生終わる」と発言したとされる音声が出ているものの、星野氏は「一番大事な部分を話しているが、完全に抜いてあります」「テープ自体が縮めたり、改ざんしている」と指摘。
「泉田さんが自分から選挙はどれくらいかかるんでしょうと。だから２０００～３０００万円と答えた」とお金はあくまで選挙でかかる会場費や印刷代、切手代などで、政党活動費として、各支部に送る趣旨だっだと釈明した。
「裏金という文言だけは許せない。泉田さんは知っていて、（裏金と）言っている」と真っ向から否定した星野氏。泉田氏とは完全に話が食い違っており、泥沼事態となっている。
