全国で相次ぐ地震 県内で不安の声も 広島

3日午前9時28分頃、和歌山県で最大震度5弱を観測する地震が発生。

和歌山県内の市役所では数十枚の窓ガラスが割れる被害も。県内でも尾道市で最大震度3を記録。

県危機管理課によりますとこの地震による大きな被害は確認されていないということです。

地震調査委員会委員長 平田直 東大名誉教授「内陸でも地震がこれまでも時々、起きている。マグニチュード5.4の地震が起きたからといって南海トラフの地震がすぐに起きるとは普通は考えませんので、今後の地震活動の推移を注意深くみていく必要がある」

3日未明から早くにかけては山梨県で連続して地震が。各地で相次ぐ地震。今回、列車の運行に影響は出なかったものの不安の声も。

大阪へ行く人「大阪のほうは結構揺れているでしょ、だから余震とかあるのではと思って(震源に)近くなるのでそっちはそっちで心配ですけどね」

京都から来た人「地震が多いので交通機関に何か影響が出たらどうしようかなとは思いました。津波も来るかもしれないしと思うと怖かったですね」

気象庁では、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間ほどは5弱程度の地震に注意するよう呼び掛けています。

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