JR山陽本線・呉線の高架化事業 線路の敷設作業など公開 広島

JR山陽本線と呉線では一部を高架にする事業が進んでいます。向洋駅周辺で進む線路の敷設工事などが報道陣に公開されました。

古武家記者「今まさに工事が進んでいるこちらに4本の仮の線路が敷かれます。そして電車が走っているこちらには高架が作られるということです」

JR西日本は府中町の向洋駅から海田町の海田市駅を通るおよそ5.1キロの区間を高架にする工事を進めています。

3日は向洋駅でレールと枕木を固定して仮の線路を敷設する工事や、建設途中の仮の駅舎やホームなどが公開されました。

JR西日本広島工事所 前田友章所長「踏切の遮断時間もほかの区間に比べて長くなっている。「(高架化することで)交通も円滑化して地域の活性化につながっていくものと考えている」

JR西日本によりますと、2030年ごろには向洋駅周辺が高架化され、2037年ごろにはすべての区間で高架工事を完了する見込みだということです。

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