楽天・田中将大が残留、阪神の正捕手はFA権を行使せず 3日、各球団の去就

阪神・梅野隆太郎(左)と楽天・田中将大【写真:荒川祐史】

楽天・田中将大「明日のファン感で直接ご報告させていただきます」

楽天は3日、田中将大投手と2022年シーズンの選手契約を締結したことを発表した。今季は8年ぶりに古巣に復帰し23試合で4勝9敗、防御率3.01の成績を残していた。球団を通じ「明日のファン感で直接ご報告させていただきます。皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!」とコメントを発表した。

また、阪神は梅野隆太郎捕手が今季取得した国内FA権を行使せず残留すると発表した。球団を通じ「みんなと優勝したいという思いで残留することを決めました」とコメント。梅野は今シーズン130試合に出場し打率.225、3本塁打33打点をマーク。東京五輪では侍ジャパンに選出され金メダルに貢献していた。

この日は来季のコーチングスタッフも発表。1軍首脳陣は今季と変わらず、2軍には新たに元オリックスの藤井康雄氏が1、2軍巡回打撃コーチ、今季まで楽天の育成捕手コーチを務めた野村克則氏が2軍バッテリーコーチ、今季まで中日の2軍外野守備走塁コーチを務めた工藤隆人氏が2軍外野守備走塁コーチ、OBの江草仁貴氏が2軍投手コーチに就任した。

NPB以外でもBCリーグ・栃木が川崎宗則内野手と来季契約に合意したことを発表。ここまでソフトバンク、メジャーなどでプレーし来季は41歳のシーズンを迎える。川崎は球団を通じ「若い子たちと来シーズンも少しでも長く楽しくプレーしたいと思います。また球場でお会いしましょう。チェスト!」とコメントを発表した。

【セ・リーグ】
阪神 梅野隆太郎捕手 FA権を行使せず残留

【パ・リーグ】
楽天 田中将大投手 来季の選手契約を締結

【BCリーグ】
栃木 川崎宗則内野手 来季契約に合意(Full-Count編集部)

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