中国のサービス貿易、1~10月は12.7%増

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中国のサービス貿易、1~10月は12・7%増

中国北京市で開かれた2021年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)の日本ブース。(9月7日撮影、北京=新華社記者/葛培媛)

 【新華社北京12月3日】中国商務部の束珏婷(そく・かくてい)報道官は2日の記者会見で、今年1~10月における中国のサービス貿易総額が前年同期比12.7%増の4兆1980億3千万元(1元=約18円)だったと明らかにした。輸出が29.0%増の1兆9974億3千万元で、輸入が1.1%増の2兆2006億元だった。輸出の伸び率が輸入を27.9ポイント上回り、サービス貿易赤字は2031億7千万元となり、前年同期比4247億元(67.6%)減少した。

 束報道官によると、中国のサービス貿易は好調な成長を維持している。サービス輸出は2019年同期比26.6%増、2年平均12.5%増で、輸入は19年同期比23.1%減、2年平均12.3%減だった。10月のサービス貿易額は前年同月比24.0%増の4139億7千万元だった。

 注目すべきは、知識集約型サービス貿易の割合が高まっていることだ。1~10月における中国の知識集約型サービス貿易は前年同期比13.3%増の1兆8566億元で、サービス貿易全体に占める割合は0.2ポイント上昇し44.2%となった。

 知識集約型サービス輸出は16.9%増の1兆60億4千万元で、サービス輸出全体の50.4%を占めた。輸出の伸びが比較的速い分野は、個人文化・娯楽サービス(33.6%増)、知的財産権使用料(29.1%増)、通信・コンピューター・情報サービス(21.7%増)だった。知識集約型サービス輸入は9.3%増の8505億5千万元で、サービス輸入全体の38.7%を占めた。

 束報道官によると、新型コロナウイルス感染症が旅行サービス貿易に与える影響は依然として続いている。1~10月における中国の旅行サービス貿易は、前年同期比27.7%減の6316億8千万元で、輸出が39.5%減、輸入が26.1%減だった。旅行サービスを除いたサービス貿易は25.0%増で、輸出が33.7%増、輸入が16.1%増となった。19年同期との比較では、旅行サービスを除いたサービス貿易全体が27.9%増、輸出が40.1%増、輸入が16.0%増だった。