長澤まさみが「鎌倉殿の13人」で“語り”を担当。三谷幸喜からの指示は「隣の部屋からささやいているような距離感で」

長澤まさみが、NHK総合ほかで2022年1月9日にスタートする大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8:00ほか)で語りを務めることが分かった。

三谷幸喜が脚本を担当、小栗旬が主演を務める本作は、源頼朝の妻となる北条政子の弟・北条義時を主人公に、地方の豪族から頼朝の第一の側近となった義時(小栗)が、その後いかにして頂点に上り詰めたのかを、鎌倉幕府を支えた武士たちの姿を絡めて描くもの。

長澤は「これまでの大河ドラマにはくノ一(『天地人』の初音)や『真田丸』の“きり”ちゃんのような、ちょっと普通ではないキャラクターでの出演が多かったので、今回も語りという、普通ではない形で出演できてうれしいです」と喜び、「ナレーションの仕事は好きで、いつか大河ドラマのナレーションもできたらいいなと憧れていました。1年を通して見届ける立場にいるので、うれしい半面、責任重大だと思っています」と心境を語る。

そして「三谷幸喜さんからは、『登場人物たちに寄り添い、隣の部屋からささやいているような距離感で』とイメージをお聞きしているので、その立ち位置を大事にしていきます」と意欲を燃やしている。

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