先日のアーセナル戦で今季のプレミアリーグ初ゴールを決めたリヴァプールFW南野拓実。
ユルゲン・クロップ監督は「皆が彼のことが嬉しい」と讃えていた。そうしたなか、南野はクラブ公式のインタビューでこう述べていた。
南野拓実
「自分は常にモチベーションを高く保っています。監督のコメントは必ずしもそれをさらに高くするわけではありません。
それはプロ選手がやるべきことであり、何も特別なことはしていません。
例えプレータイムが限られていても、チャンスを与えられた際には自分の100パーセントを発揮するためにベストを尽くします。
そのためには準備を整えていなければいけませんし、それはプロ選手に必要なものです。
ただ、それでも僕のことを見て、いいコメントをしてくる人がいるのはとても嬉しいですね。
ゴールに一番近いところでプレーするのが自分の好むポジションですし、自分の役割のひとつはゴールを決めることです。
ただ、どこでプレーするかは監督が決めることですし、監督から多くのポジションでプレーできると言ってもらえるのはいいことです。それは自分の長所のひとつなので。
全てのポジションでより高いレベルでプレーしたいですね」
「彼がこのクラブにフィットしてることは、誰が見ても明らかです。
スタッツを見れば一目瞭然ですし、スタッツ以外でも、その仕事ぶりは彼がこのクラブで最も重要な選手のひとりであることを証明しています。
それは自分をやる気にさせるものですね。
このチームには素晴らしい選手が大勢います。それによって、常にモチベーションをより高く保つことができているんです」
「(次戦の)ウルヴスにも素晴らしい選手がたくさんいます。
ラウール・ヒメネス、アダマ・トラオレ、そして、ザルツブルクで同僚だったファン・ヒチャン。タフな相手ですよ。
でも、こういったタフな試合を勝たなければ、プレミアリーグでは優勝できません。
次の試合も勝ちたいし、チャンスを与えられれば、チームのために100パーセントでプレーしたいです」
南野が刺激を受けているというチームメイトは、ポルトガル代表FWディエゴ・ジョタ。今季はリーグ戦13試合で8ゴールと、モハメド・サラーに次ぐ得点を叩き出している(サディオ・マネは7ゴール)。
5日のウォルヴァーハンプトン戦で南野にチャンスが与えられるのか注目だ。