映画「吾輩は猫である!」 新人女優・黒田百音の初スタントが上手すぎてNGに!

3日、都内のヒューマントラストシネマ渋谷で、映画『吾輩は猫である!』の初日舞台挨拶が行われ、出演した武田梨奈、芋生悠、黒田百音、津田寛治、笠木監督が登壇した。

物語は、コロナ禍で窮地に陥った4人の男女が、1 匹の白猫を巡る事件に巻き込まれてゆくアクション映画だ。

登壇した武田は「急遽公開が決まったという知らせを頂いた、私もまだスクリーンで観れてないんですけど、私よりも先に皆さんが観るということで、是非SNSとかで感想を送っていただけたら嬉しいなと思います」と挨拶。

津田も昨日に映画の完パケをもらい、パソコンで観ようとしら中学2年生の娘が入ってきて一緒に観たそうで、映画を見終わった娘は「すごい面白かった!と言ってくれて・・これは大ヒット間違いなしだなと・・」と明かし、会場から大きな拍手が沸き起こった。

また、この映画が初出演となった黒田は劇中でパルクールとスケボーをやる設定となっていたが、黒田はパルクールをやったことがなくスタントでやる事になっていたが、笠木監督に「やらせてください」と申し出て演じることに。しかし、スタント以上に上手く演じてしまいNGに! その理由を笠木監督は「スタントをやっているのが楽しくて顔が笑顔になっている! そこは逃げているシーンだから『喜んじゃダメだからね』とアクションを指揮する柴原さんに怒られていた」と明かされた。

この物語で大事な役目の白猫について津田から「すごい良い子だったんですよね、大人しくて・・まわりでアクションで人がガァーと動いたり、とんでもない大きい音がしたりしても、逃げ出さずにそこに居てくれた、ここ一番でもちゃんと表情を作ってくれた。『もっちー(猫の名前)』って猫がいたこらこそ、この映画は完成したんじゃないか!と言っても過言ではないくらいだな」と猫のもっちーを讃えていた。

最後は猫のもっちーも急遽舞台に登場し、和やかなムードで登壇者とのフォトセッションを行い舞台挨拶は終了した。

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