中国の粤港澳大湾区とラオス結ぶ初の国際定期貨物列車が出発

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中国の粤港澳大湾区とラオス結ぶ初の国際定期貨物列車が出発

 3日、広州市を出発する粤港澳大湾区とラオスを結ぶ初の国際定期貨物列車。(広州=新華社配信)

 【新華社広州12月4日】中国の粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)とラオスを結ぶ初の国際定期貨物列車2本が3日午後、貨物を満載して広東省深圳市と広州市をそれぞれ発車した。列車は雲南省昆明市に到着後、新たに開通した中国ラオス鉄道でビエンチャンに向かう。2本の列車にはコンテナ計107個が積まれ、粤港澳大湾区からラオスに向かう初の国際定期貨物列車となる。

 深圳市の平湖南駅を出発した列車「湾区号」は、中国外運(シノトランス)と深圳国際控股が共同で運行。コンテナ35個が積まれている。ラオス到着後は、中国外運ラオスが海外でのサービスを提供する。

中国の粤港澳大湾区とラオス結ぶ初の国際定期貨物列車が出発

 3日、深圳市を出発する粤港澳大湾区とラオスを結ぶ初の国際定期貨物列車。(広州=新華社配信)

 広州市の増城西駅を出発した列車はコンテナ72個を搭載。輸出されるのは主に機械設備や太陽光発電材料、日用品などで、貨物の重量は608トン、約1500万元(1元=約18円)相当となる。

 中国外運の関係者は、2022年1月1日に地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が発効すれば、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済・貿易交流がより緊密になり、物の移動もより頻繁になるため、国境を越えた物流ルートの需要が高まると説明。中国ラオス鉄道の全線開通に伴い、「湾区号」が誕生し、粤港澳大湾区とASEANを直接結ぶ陸上物流の新ルートが開かれたと述べた。(記者/田建川)