超高圧高密度送電線に5G技術を応用 中国安徽省

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超高圧高密度送電線に5G技術を応用 中国安徽省

 安徽省池州市貴池区許橋村を通る池州九華超高圧高密度送電線。(資料写真、池州=新華社配信)

 【新華社合肥12月4日】中国安徽省池州市貴池区許橋村を通る重要なエネルギールート「池州九華超高圧高密度送電線」は、中国西部の電力を東部に送る「西電東送」プロジェクトにおける大動脈の一つで、長江デルタ地域に年間714億キロワット時近くのクリーンエネルギーを供給している。

超高圧高密度送電線に5G技術を応用 中国安徽省

 安徽省池州市貴池区許橋村を通る池州九華超高圧高密度送電線。(11月30日撮影、池州=新華社記者/杜宇)

 同送電線の超高圧鉄塔の近くには、第5世代移動通信システム(5G)の無線基地局がある。中国移動通信集団(チャイナモバイル)安徽のネットワーク管理センタープロジェクトサポート室の徐璠(じょ・はん)経理はこれについて、同送電線建設用の5G基地局で9月末に完成したと説明。5G技術が送電線のスマート管理実施に保障を提供したと述べた。

超高圧高密度送電線に5G技術を応用 中国安徽省

 池州九華超高圧高密度送電線の鉄塔の上で、5G設備を調整する安徽送変電工程のスタッフ。(11月30日撮影、池州=新華社配信/鄭賢列)

 同送電線は地理環境が複雑な山間部にあり、山火事や地質災害などのリスクが比較的高い。従来の送電線巡回検査業務には、鉄塔に設置されたカメラのデータ送信速度の遅さや解像度の低さなどの問題があった。

超高圧高密度送電線に5G技術を応用 中国安徽省

 池州九華超高圧高密度送電線付近にある5G無線基地局。(11月30日撮影、池州=新華社記者/陳尚営)

 徐氏によると、こうした難題を解決するため、国家電網傘下の安徽省電力と中国移動通信集団安徽が共同で高密度送電線のスマート運用検査業務を担う電力5G仮想プライベートネットワークを構築し、同送電線の5Gによるスマート巡回検査を実現した。(記者/陳尚営、劉軍喜)

超高圧高密度送電線に5G技術を応用 中国安徽省

 池州九華超高圧高密度送電線を巡回検査する小型無人機(ドローン)。(11月30日撮影、池州=新華社配信)