李克強氏、IMF専務理事と会談 世界経済回復の促進で一致

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李克強氏、IMF専務理事と会談 世界経済回復の促進で一致

3日、IMFのゲオルギエバ専務理事(右)とオンラインで会談する李克強氏。(北京=新華社記者/劉衛兵)

 【新華社北京12月4日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は3日午後、北京の中南海紫光閣から国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事とオンライン方式で会談した。

 李克強氏は次のように表明した。中国はIMFとの関係を非常に重視しており、引き続き債務や気候変動対応などの問題で協力をさらに深め、前向きな進展を得るよう願っている。IMFがクオータ(出資割当額)とガバナンスの改革を続け、発展途上国の感染症対策を支援し、世界経済回復の促進でより大きな役割を果たすことを期待する。

李克強氏、IMF専務理事と会談 世界経済回復の促進で一致

3日、IMFのゲオルギエバ専務理事とオンラインで会談する李克強氏。(北京=新華社記者/申宏)

 李克強氏はまた、次のように強調した。複雑な環境と新たな下押し圧力に直面する中、中国は引き続き穏健的金融政策を実施し、流動性の合理的な余裕を保ち、多様な金融手段を活用して預金準備率を適時引き下げ、実体経済、特に中小・零細企業に対する支援を強めるとともに、総合的な資金調達コストの低下を促し、経済の健全で安定した運営を確保する。

李克強氏、IMF専務理事と会談 世界経済回復の促進で一致

3日、オンライン会談の北京会場。(北京=新華社記者/申宏)

 ゲオルギエバ氏は、中国が経済回復推進のために講じた措置と発展途上国の発展支援で果たした指導的役割を高く評価した上で、新型コロナウイルス感染症が現在、世界経済が直面する最大の脅威であり、インフレと債務問題も経済回復の課題になっていると指摘。IMFは中国との交流・協力を一段と強化し、世界経済のバランスの取れた回復と持続可能な発展を後押ししたいと表明した。