拘置所から「火葬料を支払ってください」…冤罪の元死刑囚の親に届いた手紙

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日本テレビ系ドキュメンタリー番組『NNNドキュメント’21』(毎週日曜24:55~)では、「免田事件」を特集する『無罪の死刑囚~免田栄は問い続ける~』(熊本県民テレビ制作)を、きょう5日に放送する。

去年12月、元死刑囚・免田栄さんが95歳で息を引き取った。日本初の「死刑冤罪」として知られる免田事件の主人公は、人生の半分を拘置所の中で死刑と隣り合わせに暮らした。

「死刑が執行された場合、火葬料を支払ってください」……免田さんの親に届いた拘置所からの手紙。こうした膨大な手紙や手記が免田さんの死後、見つかった。長年事件を追う地元紙の記者は、退職後もこれら資料の分析に取り組んでいる。彼は「日本の司法制度の転換点となった免田事件の衝撃は裁判所、検察を根本から揺るがした」と語る。

前例のない判決を書くことになった裁判官の告白。のちに検察ナンバーツーまで上り詰めた伊藤鉄男元検事は「免田事件は自分の原点」としながらも、退官後は固く口を閉ざしていた。そんな伊藤氏が今回、初めて記者に向き合った言葉とは。