全国高校ラグビー組み合わせ 長崎北陽台、30日初戦 関商工(岐阜)-日川(山梨)の勝者と

第101回全国高校ラグビー大会のトーナメント表

 第101回全国高校ラグビー大会(27日~来年1月8日・大阪府東大阪市花園ラグビー場)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われ、3回戦までのカードが決定した。3大会ぶりにBシードに選出された長崎県代表の長崎北陽台は、30日の2回戦(10時45分・第2グラウンド)で関商工(岐阜)-日川(山梨)の勝者と対戦する。
 各都道府県代表の51校(北海道2、東京2、大阪3)が出場。昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、大会実行委員会が代理で抽選した。準々決勝、準決勝のカードはあらためて抽選する。
 長崎北陽台は4大会連続20度目の出場。今季はU-20日本代表候補のSH川久保、高校日本代表候補のSO大町、ロック白丸をはじめ、ナンバー8勝矢、フランカー末吉、フッカー楳原、CTB本山ら好選手がそろっており、チームとして組織的に、速いテンポで動ける力を備えている。接点の強さも持ち味で、順当ならば、3回戦で同じくBシードの御所実(奈良)との対戦が予想される。
 このほか、4大会ぶりの優勝を狙うAシードの東福岡は若狭東(福井)-専大玉名(熊本)の勝者、同じくAシードで3連覇を目指す桐蔭学園(神奈川)は昌平(埼玉)-読谷(沖縄)の勝者と対戦。報徳学園(兵庫)-茗渓学園(茨城)は1回戦屈指の好カードになりそうだ。
 昨年同様、開会式は中止。3回戦までは1チームあたり関係者60人が入場可能で、来年1月3日の準々決勝以降は会場収容人数の半数を上限に一般観客を受け入れる方針。

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