アジアで唯一の“公認サンタ”はEXITの先輩だった!?

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」が、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より生放送している。

■2023年から18歳も裁判員へ 高校生が死刑判決を下す?EXITと考える裁判員制度

2021年12月2日(木)夜9時からの放送では、裁判員に選ばれる資格年齢が18歳に引き下げられるにも関わらず、その周知や議論が十分でないことを受け、その賛否について話し合った。

お笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「20歳と18歳に大きな差があるとは思えなくて、2歳引き下げられることに懸念はあまりない。だけど、数年後に自分が下した判決をすごく後悔したり、自分を責めてしまったりすることがあるかもしれない。だから、思い切って裁判員の資格年齢を引き上げてもいいんじゃないかな?と思う」とコメント。相方の兼近大樹は「心にダメージを負うような事件も多いので、そのような事件の裁判に18歳を参加させるのか?という気持ちはある」としながらも、「裁判に参加することによって、法律を学ぶことにもなるだろうし、その人のバックグラウンドを知ろうとすることが経験できると考えると、成長という意味では、引き下げはアリなのかな?と思う」と自身の意見を述べた。

裁判員を経験した人たちに詳しい弁護士の牧野茂は「裁判員制度の主旨は“国民の健全な常識”を反映させること。それであれば、ある程度の社会経験がある人じゃないと、反映させることができないのでは?という疑問がある。もっと議論すべきだと慎重論を持っている」と語ると、フリーアナウンサーで元SKE48の柴田阿弥は「大学に通っている人が社会に出る年齢は22~23歳くらい。20歳を超えていても、“健全な常識”が身についているのかな?と疑問。そして、社会に出てから身についているか?と言ったら人によって違う」とコメント。一方で、「投票権がある人には裁判員に資格があるから、資格年齢が18歳引き下げされるのは自然な流れだと思う。成人年齢が18歳になって、社会的責任をある程度負っているのに、大人と同等の扱いをせず、『判断能力がない』と子ども扱いするような社会の姿勢はどうなのかな?と疑問に思う」と話した。

議論の最後に兼近は「人を裁くことは誰でも嫌なこと。そんな嫌なことを、常日頃から人に任せている反省もある。考えても考えても答えは出ない。当事者である18歳の子を、この議論の輪に入れないと、生の声は聞けないのでは」とコメントした。

■火星を目指す“日本のイーロン・マスク”に兼近大樹「宇宙一オモロイ芸人になりたい!」

アジアで唯一の“公認サンタ”はEXITの先輩だった!?難関すぎる試験にりんたろー。驚愕

また、番組の後半では、2021年にネットでバズった話題を紹介した。その中から、人類初の火星到達を目指し、“日本のイーロン・マスク”と呼ばれている化学者兼発明家の村木風海と、グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロースのパラダイス山元がゲスト出演した。

宇宙について、りんたろー。は「僕は高所が苦手なんで、事務所に“宇宙NG”って言っておこうかな」とコメントし、笑いを誘った。兼近は「芸人の中で最初に宇宙に行ったら、“宇宙で1番面白い”ことになる。そして、“宇宙芸人”という肩書きがもらえる。“宇宙一オモロイ”芸人になりたい!あと、グルメロケもしたいよね」と力強く抱負を語ると、りんたろー。は「僕はリモートで、地上からロケに参加します」と切り返し、コンビでの役割分担を提案した。

村木は「地球温暖化を止める研究をする傍ら、火星に行く計画を立てている。遅くても2045年までに火星に住みたい。地球温暖化を止めるために、二酸化炭素を吸い取って燃料に変える装置を発明した。それを空気が二酸化炭素で覆われている火星に活用できればと思っている」と自身の研究内容を語った。村木は火星への道のりを「片道9か月」と説明した上で、「宇宙に行くまで暇なので、お笑い芸人に一緒に乗ってほしい」とEXITの同乗を提案すると、りんたろー。は「9か月ずっとウケ続ける自信ないな…」と反応し、兼近は「4時間が限界」と話した。

また、村木は「1人30万円で、宇宙の入口まで日帰りで行ける『成層圏探査機もくもく』という計画を進めている」と明かし、「ぜひ、これで宇宙芸人1号を目指してください!」と兼近にエールを送ると、兼近は「広告塔に使ってください!」と懇願。すると、りんたろー。も「キャッチコピーは『あなたも火星へPon!Pon!Pon!』でいきましょう!」と応じた。

後半には、新型コロナの影響で人材不足となっているサンタクロース業界から、アジアで唯一の“公認サンタ”であるパラダイス山元が登場。クリスマスシーズンに自宅で過ごすことができない子どもたちにプレゼントを届ける“公認サンタ”の存在について、りんたろー。は「知らなかった」とコメント。山元が出演者へプレゼントを配ると、スタジオは少し早いクリスマスムードに。山元が「去年の3月まで吉本興業にマネジメントをしてもらっていた。EXITの先輩だったりします」と明かすと、EXITの2人は「マジっすか!?」「パイセンだ~」と驚いた様子を見せた。

また、山元が知られざる“公認サンタ”の応募資格や試験内容を語ると、その難関さに一同驚愕。さらに「女性サンタも半数くらいいる」と明かすと、兼近は「素敵!」と反応した。

本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時:毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

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