「bills」全国8店舗のメニュー更新!8種類あるシュニッツェル実食レポ

オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」では、11月25日(木)より国内全8店舗にて「AUTUMN/WINTER リフレッシュメニュー」の提供を開始。今までの人気メニューがパワーアップして復活し、8通りから選べる「シュニッツェル」やヴィーガンのカレーが登場しました。実食レポートで紹介します。

(C)Koji Hanabuchi

11月25日からリフレッシュメニューが登場!

(C)Petrina Tinslay

オーストラリア・シドニー出身のBill Granger(ビル・グレンジャー)が手がけるオールデイダイニング「bills(ビルズ)」。「カルティエ銀座ブティック」のある「Okura House」最上階のbills 銀座をはじめ、海を望める鎌倉・七里ガ浜、横浜赤レンガ倉庫、大阪駅「ルクア大阪」にある大阪など、全国に8店舗を展開しています。

11月25日(木)より全国8店舗にて「AUTUMN/WINTER リフレッシュメニュー」を順次提供開始。これまでの秋冬人気メニューがパワーアップして復活しました。

オーストラリアのレストランやバーの定番肉料理「シュニッツェル」は、チキンと仔牛の2種類とソース3種類からカスタマイズでき、最大8種類のバリエーションとなって初登場。

(C)Koji Hanabuchi

また世界中の「bills」で長年愛され続けているメニュー「ココナッツカレー」は、ベースのカレーがヴィーガンになり再登場。トッピングも“白身魚&エビ”と“豆腐&カボチャ”の2種類から選べます。

復活した人気の秋冬メニューは、鮮やかなイエローカラーの「パンプキンリゾット」、和風パスタのような「マッシュルームスパゲティ」、デザートには隠し味に味噌をしのばせた「チョコレートと味噌のムース」がそろいます。

世界中を旅するビル・グレンジャーが手がける国際色豊かなメニュー

(C)Petrina Tinslay

今回は大阪駅直結の「ルクア大阪」にあるbills 大阪を訪れました。広々として落ち着いた雰囲気の店内は、大人がゆったりと食事を楽しむのにふさわしい空間です。

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まずはウェルカムドリンク「レモン&トニック - キューカンバー」(ノンアルコール)900円(税込)。キュウリとレモンのフレッシュジュースをトニックウォーターで割っています。口に含むと、添えられているキュウリの味わいが! そこにレモンの酸味とトニックの炭酸が調和し、淡いグリーンの見た目も相まって爽やかな一杯に仕上がっています。

1皿目は「そばの実、ビーツ、アボカドのサラダ - ハリッサ、グリークヨーグルト、ポーチドエッグ添え」1,650円(税込)。

スーパーフードのそばの実やキヌア、ビーツ、アボカドなどを合わせたヘルシーなサラダ。全体にライムを絞っていただきます。

下にはギリシアのグリークヨーグルト、クランキーな食感のそばの実やパンプキンシード、真っ赤なビーツ、アボカドとバラエティ豊かな食材が盛り込まれています。

ポーチドエッグを割り全体を混ぜていただくと、まろやかで食べ応えのある一皿に。クスクスやケバブで使うハリッサがスパイシーなアクセントを加え、コリアンダーがオリエンタルな風味を添えています。

2杯目のドリンク「ピーチピスコ」1,200円(税込)。ピーチネクターとリキュール、グレープフルーツジュースを合わせたフルーティな一杯。飲みやすいですが、意外とアルコール度数が高いのでお気をつけて! 甘すぎない大人向けのカクテルです。

2皿目は「マッシュルームスパゲティ - マッシュルーム、椎茸、味噌ポンズのクリームソース」1,700円(税込)。

日本の和風パスタからインスピレーションを得たという一皿。椎茸をふんだんに使い、味噌とポン酢で味付けしたところまでは日本人にはおなじみの和風味です。

そこにサワークリームとハーブのタラゴンを合わせ、和洋を融合させるのが「bills」スタイル。ロンドンに暮らすビルならではの感性がキラリと光ります。和の風味と濃厚なクリームの組み合わせは、寒い季節にうれしい味わいです。

「パンプキンリゾット - ローストパンプキン、自家製“フリカケ”シーズニング、ビーツのピクルス」1,800円(税込)。

目の前がパッと明るくなような、鮮やかなイエローカラーが目を惹きます。コクのあるまろやかな口当たりのパンプキンリゾット。

西洋カボチャのバターナットピューレを合わせたリゾットの上には、甘みのある和カボチャのローストがのっています。あしらわれたビーツの酸味と栗やシーズニングの食感がアクセントに。

8種類のテイストをカスタマイズできる「シュニッツェル」

そしてメインの「シュニッツェル 仔牛/チキン+ケッパーブラウンバター or タラゴンマスタードマヨネーズ or グレモラータ」(仔牛2,800円・税込、チキン1,900円・税込)。

オーストラリアでは定番という「シュニッツェル」。ソースはケッパーの実の食感が楽しい「ケッパーブラウンバター」、ディジョンマスタードの辛みとアイオリソースの酸味、タラゴンのほろ苦さがミックスした「タラゴンマヨネーズ」、さわやかな風味のパセリとレモンの酸味が絶妙な「グレモラータ」の3種類から選べます。

お肉とソースの組み合わせで6通りの楽しみ方ができます。好みの味を見つけてみて下さいね。

(C)Koji Hanabuchi

また、プレートの2種類「パルメザンチキンシュニッツェル - クリームコーンとフェンネルサラダ」2,200円(税込)、「仔牛のシュニッツェル - ニンニクとじゃがいものピューレ“スコルダリア”、クレソン、アンチョビとレモンのドレッシング」3,200円(税込)も加わり、計8通りで「シュニッツェル」を楽しめます。

(C)Koji Hanabuchi

最後にデザート「チョコレートと味噌のムース - ラズベリー、レモンジュース、ピーナッツ & ハニーコーム」1,200円(税込)。

艶やかなチョコレートムースが運ばれてきました。見るからに濃厚です。こちらは隠し味に、なんと白味噌を加えています。ほど良い味噌の塩気が甘さを引きたて、意外な組み合わせながらも違和感はなく、贅沢な味わいのおいしいチョコレートムースです。

レモンジュースとラズベリーのソースが甘酸っぱさを添え、砂糖菓子のハニーコームとピーナッツが食感のアクセントになっています。

「bills Afternoon Tea Set」メニューもリフレッシュ!

また、2021年11月より「bills Afternoon Tea Set」メニューがリフレッシュしました。こちらは「bills 銀座」「bills 大阪」「bills 福岡」のみでの提供です。

※画像は「bills 大阪」のもの

オーストラリア出身の「bills」を手掛けるビル・グレンジャーがイギリスに移り住んだことで生まれたメニューです。

セイボリーとスイーツ、スコーンとティーのクラシックなスタイルをベースに、世界中を旅するビルならではの、グローバルな食のトレンドや世界各地の食材を組み合わせた国際色豊かな数々が並びます。

イタリアで親しまれるコーンミールに、青のりや七味などの日本の食材を組み合わせた「ポレンタ - 七味マスカルポーネ」、フランスのお菓子「パート・ド・フリュイ」、シリア発祥のスパイス“ムハンマラ”を使った「チーズビスケット - ムハンマラ、生ハム」などユニークなアイテムが魅力的!

3店舗のメニュー、価格は異なります。詳しくはHPをご覧下さい。

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■bills 銀座

※現在は要予約。

■bills 大阪

※現在は要予約。自治体からの要請による感染症対策のため、当面の間、1組2名まで。

■bills 福岡

Bill Granger(ビル・グレンジャー)とは?

オールデイダイニング「bills」を手掛ける、オーストラリア・シドニー出身のレストランター・Bill Granger(ビル・グレンジャー)。リラックスしたスタイルと新鮮な素材の味を生かしたシンプルな料理が、世界中の美食家から愛されています。

1993年24歳の時にbillsの第一号店をシドニーのダーリンハーストにオープン。シドニーに3店舗をオープンした後、ロンドンに拠点を移し、ロンドン版のbills「Granger & Co.」をロンドン市内に4店舗展開。

2008年には日本の第一号店のbills 七里ガ浜をオープン。横浜赤レンガ倉庫、お台場、表参道、二子玉川、福岡、銀座と店舗を展開し、2017年には8店舗目になるbills 大阪をオープン。

「bills」では、ビル・グレンジャーの明るく、easy-goingな料理への姿勢を体現し、そのコンセプトこそがbillsが長く愛される理由です。現在、日本、シドニー、ロンドン、ソウルなど世界に計18店の店舗を展開しています。

レストランターのみならず、TVプレゼンター、料理に関する執筆家としても幅広く活躍し、彼が出演するテレビシリーズは世界30カ国以上で放映され、現在出版されている12冊のレシピ本は、全世界で100万部以上を販売しています。

bills 大阪

住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 LUCUA 1100 7階

電話:06-6456-2500(問い合わせ)、050-3155-1472(予約)

営業時間:8:30~22:00(L.O.21:00)

定休日:無休

URL:https://billsjapan.com/jp

※他店舗の情報は上記サイトをご覧ください

[Photos by Yo Rosinberg]

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