ロサンゼルスのクラブ、昭和の音楽でノリノリ…なぜ? 「フライディ・チャイナタウン」2000人が合唱

© まいどなニュース

「イッツ ソ~ フライディ フライディチャイナタウン♪」とLAの音楽ファンが大合唱!

「昭和の音楽でLAの2000人が合唱する不思議な世界線に僕らは生きています。」

11月21日に韓国人プロデューサーでDJのNight TempoさんがTwitterに投稿した動画が大きな注目を集めている。

動画ではロサンゼルスの巨大クラブで2000人もの観客がNight Tempoさんのかける曲にあわせ合唱しているのだが、その曲はなんと1981年にリリースされた泰葉さんの「フライディ・チャイナタウン」

「40年も前の歌謡曲がなぜ?」と思われるかもしれないが、同曲のように1970年代、1980年代にかけて作られた都会的なポップスや歌謡曲は「シティ・ポップ」としてコアな音楽ファンの間で長く愛され続けており、近年はYouTube等の影響で世界中で一大ムーブメントを巻き起こしているのだ。

SNSユーザー達から

「ヤバすぎる!!この世界!!!羨ましい!!!!」
「ここのみんなと横浜中華街に行きたい(笑)LAにこんなにネオ昭和民が居るなんて、私も異国人ね ロスのみんなヒューヒューだよ」
「このあとは、鹿取洋子Ver.の『ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ』につなげたいところですな」
「ネオ昭和民…わあ、リアル昭和民はなんか嬉しいです」

など数々の絶賛のコメントが寄せられるこの動画について、Night Tempoさんにお話を聞いた。

株式会社フジパシフィックミュージック提供

--この動画はどのようなイベントで撮影されたものでしょうか?

Night Tempo:11月20日から21日にかけて、ロサンゼルスのThe NOVOでフューチャー・ファンク系アメリカ人アーティスト、Yung Baeが開催したライヴ・イベントにゲスト出演した際の動画です。他にも同じフューチャー・ファンク系アーティストのMacross 82-99(メキシコ), Vantage(フランス)らがゲスト出演していました。

--海外で「フライディ・チャイナタウン」が合唱されている光景は感慨深いものがありますね。近年、世界的に昭和歌謡…とりわけシティ・ポップが注目されているようですが、ロサンゼルスでもこういった楽曲が好まれるシーンがあるのでしょうか?

Night Tempo:大都市を中心に、世界中でジャパニーズ・シティ・ポップがヒップスター、トレンド・セッターや早耳の人々の間で注目を集めつつあります。もちろんロサンゼルスでも同様です。

--この光景にふれたご感想をお聞かせください。

Night Tempo:以前からアメリカでDJをすると、毎回このように熱狂的な反応を頂きます。国籍を問わず良い音楽で盛り上がるのは当然の事なのだと感じました。

--この曲以外にも海外で人気があると思われるシティ・ポップはどんなものでしょうか?

Night Tempo:僕も公式リエディット・シリーズ「昭和グルーヴ」で最近リリースしているのですが、菊池桃子さんの楽曲や、八神純子さんの「黄昏のBAY CITY」、秋元薫さん「DRESS DOWN」は海外で人気のシティ・ポップ楽曲です。

--これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください

Night Tempo:このようなツイートが無かったとしても、普段から皆さんに昭和レトロに興味を持ってもらえるよう、いっそうキュレーションを頑張っていきたいと思います。

◇ ◇

シティ・ポップに関しては各種配信サイトでプレイリストが紹介されており、フィーチャーしたクラブイベント等も大小さまざま存在する。新たに知る方も、懐かしく思う方もこの機会にぜひあのアーバンなムードに浸ってほしいと思う。

なおNight Tempoさんは12月1日に自身初となるメジャー・オリジナル・アルバム「La dies In The City」をユニバーサルミュージックからリリース。

株式会社フジパシフィックミュージック提供

ゲストにBONNIE PINK、上坂すみれ、刀根麻理子、山本彩、野宮真貴、 道重さゆみ、Crystal Tea、竹内美宥、十束おとは(フィロソフィーのダンス)、 国分友里恵ら10組の女性アーティストを迎えた力の入ったヴォーカル・アルバムに仕上がっているので、ご興味ある方はぜひご一聴いただきたい。

「Night Tempo」プロフィール

80年代のジャパニーズ・シティ・ポップ、昭和歌謡や和モノ・ディスコ・チューンを再構築したフューチャー・ファンクの人気アーティストである韓国人プロデューサー/DJ。2018年ミックス・テープ「Nighty Tape 86ʼ」をリリース。主に米国と日本を中心に活動。竹内まりやの「プラスティック・ラブ」をリエディットし欧米でシティポップ・ブームをネット中心に巻き起こした。昭和のアーティストのカセットテープ・コレクターとしても知られている。

今年12月1日に自身初となるメジャー・オリジナル・アルバム「Ladies In The City」をユニバーサルミュージックからリリース。来年1月末からはツアー「Night Tempo presentsザ・昭和グルーヴ・ツアー」を開催予定。

Twitterアカウント:https://twitter.com/nighttempo
ユニバーサルミュージック公式サイト:https://www.universal-music. co.jp/night-tempo/
ライブ・インフォメ―ション:https://smash-jpn.com/live/?id=3578

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)