札幌から2時間“感動ランチ”…ヤマメ尽くし・びらとり牛「おいしい旅」

札幌から車で約2時間、豊かな自然とアイヌ文化が息づく町、平取町

平取で美味しいものと言えばトマトびらとり牛が真っ先に頭に浮かびますが、それだけではありません。

釣りたてで新鮮な「ヤマメ料理」を堪能できるスポットもありました。

美味しいものを求めて、いざ平取町へ。

仁世宇園でヤマメ料理を堪能

平取町で最初に訪ねたのは、仁世宇園
釣り新鮮なヤマメ料理大自然を満喫できる自然体験プランなどが楽しめる場所です。

釣り堀にはたくさんのヤマメが!
清流日本一にも選ばれている沙流川の支流、ニセウ川で養殖されるヤマメは、札幌の有名レストランなどにも出荷されています。

新鮮なヤマメをねらってアオサギなどの鳥やイタチ、アライグマなどもやってきて3割ほど被害にあうこともあるんだとか。今年は暑さと雨不足もあり、苦労が多かったようです。

今回いただいたのは、沙流川コース(刺身・塩焼き・唐揚げ・南蛮漬け・ライス・きのこ味噌汁)2,244円。

ヤマメの塩焼きは、やはり見た目のインパクト大!
ひと口食べた瞬間「うまい!」と思わず声が出てしまうほど。塩加減が絶妙で、身はふんわりやわらかく、口の中でホロっとほどける感じ。

カラっと揚がったヤマメに甘酸っぱい南蛮酢がジュワッとしみ込んだ南蛮漬けもたまりません。唐揚げも頭から尻尾まで丸ごと食べられます。

ヤマメづくしのコース、ぜひ一度味わってみてください。

その他、仁世宇川コース(刺身・塩焼き・唐揚げ・ライス・きのこ味噌汁)1,734円単品料理も。釣り堀で自分で釣ったヤマメを調理してもらうこともできます。

仁世宇園は残念ながら12月から冬季休業ですが「唐揚げ、南蛮漬けはご連絡いただければテイクアウトでご提供いたします」とのこと。また、冷凍ヤマメの販売も行っているそうです。釣りをしたい、レストランでヤマメ料理を堪能したい、という方は、雪解けを待ってお出かけしてみては?

仁世宇園(ニセウ園)
住所:北海道沙流郡平取町仁世宇68-4
電話:01457-3-3134
営業時間:午前9時30分~午後4時
定休日:夏期無休
冬期休業:12月~3月

工場直営店でハム&ソーセージをお土産に

平取町に行ったらぜひ立ち寄ってほしいのが、今年4月にオープンしたびらとりハム
厳選された良質な北海道産の豚肉を使ったハムやソーセージを販売する工場直営店です。

ベーコンやハムはどーんとブロックで販売。ソーセージはプレーンタイプのほか、行者ニンニク入りやピリ辛なども。素材の持ち味を大切にしたこだわりの逸品が並びます。

あらびきウインナーはつなぎが少なくしっかり肉の存在感があって、ピリッとスパイシーな香辛料がアクセントに。ウインナーやベーコンのほかにも牛豚合いびきのハンバーグや豚肉・野菜・ギョウジャニンニクの水餃子もありましたよ。

びらとりハム
住所:北海道沙流郡平取町二風谷88番地
電話:01457-3-7086
営業時間:午前9時〜午後5時
定休日:水曜日

びらとり温泉ゆからでゆったりリラックス&びらとり和牛に舌つづみ

疲れた体を癒すにはやっぱり温泉が一番。
びらとり温泉ゆからは自然に囲まれた澄んだ空気の中で心ゆくまでくつろげる天然温泉です。

透明でやわらかい泉質で体の芯まで温まります。部屋には国の伝統工芸品に指定されている二風谷イタ(平たいお盆)が飾られていたり、温泉の入口にはアイヌ文様の装飾が施されてたりと、美しいアイヌ文様にも心奪われます。

そして、楽しみのひとつが夕食。
この日味わったのは、びらとり和牛のすき焼きをはじめ日高近海で獲れたお刺身や、平取産トマト平取産元気玉子を使った海鮮茶碗蒸しなどを味わえる「ゆから膳」

びらとり和牛のすき焼きは、とろける美味しさ。サメガレイの生姜煮は脂ののったカレイがさっぱりやさしい味。デザートにたどり着くころにはお腹も心もすっかり満たされました。

このほか、びらとり和牛のステーキを楽しめるプランもありますよ。

びらとり温泉ゆからでは日帰り入浴も楽しめます。(午前10時~午後9時 最終受付は午後8時30分 変更の場合あり)。レストランも利用できるので、温泉でのんびり&びらとり和牛を味わって!A5、A4ランクのびらとり和牛のみを扱う直売店もお見逃しなく!

びらとり温泉 ゆから
住所:北海道沙流郡平取町字二風谷92番6
電話:01457-2-3280
biratori-onsen.com/

(上記の情報は記事作成時点でのものです。価格や最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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