〈動画あり〉サンタダイバー登場 25日までうみがたりのクリスマス  ペンギンに給餌、大水槽でも披露

 上越市五智2の市立水族博物館「うみがたり」は25日まで、「うみがたりのクリスマス2021」を行っている。クリスマスにちなみ、サンタに扮(ふん)したダイバーが生き物に餌をプレゼントし、来館者を楽しませている。

サンタダイバーが手を振りながら登場。餌を期待してマゼランペンギンが集まる

 サンタのダイバーは昨年まで、うみがたり大水槽で魚に給餌をする姿を披露し、今年はペンギンへの餌やりも始めた。以前はダイバーによる水中での給餌姿を館内のマゼランペンギンミュージアムから観覧する催しを行っていたが、コロナ禍のため休止しており、久しぶりにサンタ姿で復活した。

 初めにサンタの衣装を着たスタッフが、同館には約120頭のマゼランペンギンがいて餌のアジを1日70キロ使うことや、歯がなく丸のみするため、引っ掛からないよう頭から食べることなどを説明。サンタダイバーが手を振りながら登場し、ペンギンは水中で群がって餌を食べていた。

 サンタダイバーの給餌はペンギンミュージアムが午後0時30分から、大水槽は平日午後1時30分から、土日午後2時から。混雑時は立ち止まらずに観覧するよう呼び掛けている。

 他にも12月のマンスリー水槽でクリスマスにちなんだ色鮮やかな魚を展示。ミュージアムショップ「レガーロ」はペンギンの縫いぐるみ用のサンタの衣装を、レストラン「レストランテ・ロス・クエントス・デルマール」はローストチキンを販売している。

© 株式会社上越タイムス社