中国ラオス鉄道、開業をよろこぶ人々

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中国ラオス鉄道、開業をよろこぶ人々

3日、中国ラオス鉄道の1番列車の車内で、音楽に合わせて踊る乗務員。(昆明=新華社記者/胡超)

 【新華社昆明12月6日】中国雲南省昆明市の昆明駅で3日午後4時45分(日本時間同5時45分)、高速鉄道列車「復興号」がゆっくりとホームを離れた。同市とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ中国ラオス鉄道は全線が開業した。

 同鉄道は総延長1035キロで、中国の鉄道網と直接接続する国際鉄道。同鉄道の開業により、雲南省の普洱(ふじ)市とシーサンパンナ・ダイ族自治州は鉄道のない歴史に幕を閉じた。人々の移動はより便利になり、沿線地域に幅広い発展の展望をもたらした。

中国ラオス鉄道、開業をよろこぶ人々

3日、中国ラオス鉄道の普洱駅で1番列車の到着を迎える人々。(昆明=新華社記者/胡超)

 同列車は700席すべてが満席だった。列車が動き出すと、すぐに軽快な民俗音楽が車内放送で流れ、民族衣装をまとった乗務員が踊りを披露した。玉渓や普洱、シーサンパンナ各駅への到着時には、地元の人々が歌や踊りで出迎えた。

 乗客を取材した。普洱市墨江ハニ族自治県でホテルを経営する馬福恩(ば・ふくおん)さんは「中国ラオス鉄道は今後、普洱に次々と観光客を送ってくれるだろう」と今後のビジネスに自信をみせた。

中国ラオス鉄道、開業をよろこぶ人々

3日、中国ラオス鉄道の1番列車の車内で、開通記念切手を見せる乗客。(昆明=新華社記者/胡超)

 雲南大学の博士課程で学ぶラオス青年、ウェンさんはSNSで遠く離れた母国の友人と鉄道開通の喜びを分かち合ったという。「ラオスの親戚や友人は鉄道開通の知らせを聞いてとても興奮している」と話してくれた。

 鉄道建設関係者も乗客として乗り込んでいた。鉄道建設企業、中鉄一局の玉磨鉄道(中国ラオス鉄道の雲南省玉渓-モーハン区間)軌道敷設・橋梁架設プロジェクト部でチーフエンジニアを務めた任福中(にん・ふくちゅう)氏は「とても快適だ。列車は線路を飛ぶように走るが乗り心地はよい」と感想を述べ、一般の乗客と気持ちは異なり、試乗をして任務の無事完了を実感したと語った。