松坂大輔、「ジャンクSPORTS」で引退後初のバラエティー出演

フジテレビ系で12月12日放送の「ジャンクSPORTS」(日曜午後7:00)は、「松坂大輔 奥の奥!お疲れさまスペシャル」と題して、今シーズン限りで現役を引退した元プロ野球選手・松坂大輔を迎えておくる。引退後に初めてバラエティー番組出演となる松坂の、今だからこそ語れる現役生活について、MCの浜田雅功が迫る。

同番組は、各界で活躍する一流のアスリートたちとのクロストークはもちろん、さまざまな新企画にも注目が集まる、スポーツバラエティー。今回は、“平成の怪物”と呼ばれた松坂がどれだけ“怪物”だったが分かる数々の偉業をVTRで紹介しながら、その裏話を本人に直撃。「松坂大輔を語りたい!」という野球ファンもスタジオに集結する。松坂の横浜高校・野球部時代の先輩でバッテリーを組んだこともある上地雄輔、西武時代から大ファンという武井壮、メジャーリーグファンの山本萩子らが、高校時代のエピソードから現役引退までの松坂のすごさを語り尽くす。

投手としての偉業だけでなく、打者としても好成績を残したことや、「松坂フィーバー」と称されファンに追いかけられた1年目のキャンプでは、“ニセ松坂”こと影武者を立てないと移動ができないほどだったとの衝撃エピソードに、スタジオの面々は驚がく。当時のプライベートの話までが飛び出して大いに盛り上がる。

また、「松坂に怒っている」という先輩からの“クレームVTR”も。松坂が現役時代に元西武監督・東尾修を怒らせた事件とは? 西武時代の先輩・石井貴からはまさかのクレームが。さらに、松坂がデビュー戦で当時、日本ハムの3番バッターだった片岡篤史を空振り三振に仕留めた映像が繰り返し放送で使われることに関して、片岡がスタジオにサプライズ登場して20年以上たってようやく当時の思いを本人にぶつける。そして、浜田とスタジオゲストが松坂に対して「今後、挑戦してみたいことは?」など、直球質問をしていく。

CMでの共演経験はあるが、テレビ番組では初共演となる浜田との収録を終えて、松坂は「めちゃくちゃ楽しかったです! 初めてじゃない方が多かったので、そういう意味ではリラックスして収録に臨めたと思います。出るよりも見ている方が楽しい番組だと思っていたので。今回出演して、早めに出ておけばよかったなって思いました。実際、中に入ってしゃべりながら収録をするのもめちゃくちゃ楽しかった。自分が思っていたものよりはるかに楽しかったです」と振り返り、「収録前は正直あんなにずっと笑っていると思わなかったです。周りの人や、浜田さんの回し方もあるんでしょうけど、ずっと楽しかったし、ずっと笑っていた記憶しかない。笑いすぎて頬が痛いです(笑)。浜田さんにツッコまれて “やった! しばかれた!”って。うれしかったです(笑)」と喜色満面。

あらためて収録中にVTRを見て、「収録で思い出したこともありますね。懐かしい。思い出すというか、とにかく楽しかったです。いいVTRを集めてもらって気持ちがよかったですね。投げているところもそうなんですけど、僕は打っているところもたくさん出してもらえるとすごくうれしいです。打っているところが出る方がうれしいですね。その機会が少ないからというのはあるかもしれないですけど。今回のようにまとめて出していただけるとうれしいですね」としみじみ。

最後に「野球を知っている方にはもちろん見てもらいたいですけど、野球を知らない方にも見てもらって、少しでも野球に対しての興味が湧いてくれたらいいなと、もっと野球を知ってもらえたらなと思います。野球をプレーしてもらいたいですし、球場に来てもらいたいです。球場に来られなくてもテレビでもいいので見てもらいたいと思っているので、野球に興味を持ってくれる人が増えてくれたら、そして増やしていきたいなと思います」とメッセージを寄せている。

© 株式会社東京ニュース通信社