県内初!飛行機を使った航空教室 広島空港

5日、広島空港で実際の飛行機を使った航空教室が行われました。憧れの飛行機を目の前で見られるなど子どもたちにとって貴重な体験となりました。

都築記者「飛行機のすぐそばには空港で活躍する車が勢ぞろいしています。見ているだけでワクワクしますね」

この航空教室は広島空港を運営する広島国際空港が県の観光連盟と合同で行いました。

この航空教室には小学校高学年の児童約60人が4つのグループに分かれて参加しました。

まず、子どもたちは空港に到着したばかりの飛行機を誘導するマーシャリングを体験。

その後、向かったのは駐機スペースに停まっている飛行機。

都築記者「子どもたちがワクワクした顔で飛行機に乗るのを待っています。実はこの飛行機実際に運行に使う実機だということです」

実際に機内に乗り込み客室乗務員の仕事を教わります。

客室乗務員「これはホットウォーターメーカーといって引くことによってお湯が出ます。スープを作ったり赤ちゃんのミルクを作ったりするときに使います」

先生を務めるのは現役のパイロットや客室乗務員。

航空教室に使われた機体はJエアーの小型ジェット旅客機エンブラエル170。

普段は大阪の伊丹空港に駐機していますがこの航空教室のために広島にやってきました。

整備士「これ1枚いくらだと思う?1枚だいたい300万円」

日本航空によりますと実際の飛行機を使った航空教室は県内では初めての試みだということです。

県観光連盟 重森歩さん「(子どもたちに)観光に興味を持っていただくために空に関する仕事を学んでいただく。こういった貴重な経験をふまえてぜひ広島に来られるお客さまに対しておもてなしの心を持って取り組んでいっていただきたい」

参加した子ども「「いつもテレビで見るだけだったからすごく迫力があった」

参加した子どもの保護者「(子どもにとって)すごくいい経験になったと思います」

県観光連盟は今後も様々な観光事業者と連携し、観光教室を開いて予定だということです。

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