テレビ朝日系では12月31日に「大みそかだよ！ドラえもん1時間スペシャル!!」（午後4：30）を放送。今年の大みそかスペシャルは、“家族みんなでドラえもん！”をテーマに、世代を超えて家族団らんしながら楽しめる内容でおくる。
オリジナル新作「煩悩を追い払え！」は、ひみつ道具“ぼんのうボウシ”でのび太の煩悩を追い払おうとする、年の瀬を舞台にしたドタバタコメディー。大そうじをすると約束したにもかかわらず、漫画を読んだり、お菓子を食べたり、一向にやろうとしないのび太。見かねたドラえもんは、のび太のくだらない煩悩を追い払おうと、ひみつ道具を取り出す。
そして、もう1本はファンの間でも名作と名高い「さようなら、ドラえもん」。ドラえもんから「22世紀に帰ることになった」と突然別れを告げられたのび太は大ショック。泣きながら大反対するが、パパに「のび太がつらいようにドラえもんだって同じくらいつらいんだ」と諭され、笑顔で送り出そうと心に決める。
さらに、10月に実施した「秋のやってみようスペシャル」企画でチケットプレゼントを発表し、大反響を呼んだ“ジャイアンリサイタル”を、「あばよ2021！ ジャイアンリサイタル」と題してオンエア。約24万件の応募があったリサイタルには、梅の席、竹の席、松の席、そしてプレミアムシートに、それぞれ当選者がアニメとなって登場する。そしてジャイアンがあのトップアーティストのヒットナンバーを熱唱。果たしてジャイアンは2021年の締めくくりにどんな歌を歌うのか？
このほかにも、2022年3月4日公開の「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」の気になる最新情報も届ける。
また、CSテレ朝チャンネル1では、年末恒例のスペシャルとして、同日に「大みそかだよ！ドラえもんSP 見る！ドラえもん 第1巻・第2巻」（午前10：30）と題して、6時間にわたって、小学館「てんとう虫コミックス」第1・2巻に収録されたエピソードのアニメ全34話を一挙放送する。
通常は執筆・雑誌掲載順に収録するところを、作者である藤子・F・不二雄さんが自ら選抜して収録作品を決めたというてんとう虫コミックス版「ドラえもん」。1974年に初版が発行された第1巻・第1話「未来の国からはるばると」は、「小学四年生」（小学館）1970年1月号に掲載され、ドラえもんとのび太が初めて出会うエピソードが描かれた。
て第1・2巻収録のエピソードは、複数回テレビアニメ化されているものもあるが、今回の放送では第1巻のエピソードを大山のぶ代さんがドラえもんを演じたシリーズから、第2巻のエピソードを水田わさびがドラえもんを演じている現在のシリーズから放送する。
ちなみに、地上波の「大みそかだよ！ドラえもん1時間スペシャル!!」で放送する「さようなら、ドラえもん」は、「てんとう虫コミックス」では第6巻に収録されている作品。今年の大みそかは朝から夕方まで、アニメ「ドラえもん」の“原点”から“感動作”“最新作”までを一挙に楽しめる。
