副市長4人制 改正案否決 起立採決で賛成なし 上越市議会総務常任委 中川市長公約に暗雲 

 上越市議会総務常任委員会は6日、開会中の市議会12月定例会の付託案件を審査し、副市長を現行の2人から4人にする定数条例一部改正案を全会一致で否決すべきものと決した。

副市長を現行の2人から4人にする条例一部改正案について起立採決を行い、賛成なしで委員会否決した

 副市長4人体制は中川幹太市長の公約をはじめ、重要な政策テーマの推進を目的としたもの。議論は長時間に及び、各議員がそれぞれの会派に持ち帰っての話し合いも踏まえて起立採決を行い、賛成した議員はいなかった。

 副市長4人体制については、今定例会初日(11月30日)に行われた議案に対する総括質疑でも活発な議論が繰り広げられ、議員からは「屋上屋を架すだけ」などと否定的な声が目立っていた。

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