KAN「がっつり聴くと打ちひしがれそうで怖い」これほど"恐れる"ミュージシャンとは?!

あと2年ちょっとで1000回、はよせんかい!

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シンガーソングライターで、偉大なメロディメーカー・KANが、音楽シーンをウィットたっぷりに語り通すSTVラジオ『KANのロックボンソワ』。この日は、番組に送っていただきながら、しばし放置されていた「置きざりリクエスト」にお答えします。(文中敬称略)

その中には、いまの日本の音楽シーンをど真ん中でリードする藤井風とofficial髭男dismの曲も。彼らには、KANも”脱帽”の部分があるようです。

KAN:藤井風の無観客フリーライブ、大きいスタジアムのど真ん中にピアノ1台だけ置いてやる、チラッと見せていただきましたけど、スゴいですね。いや、本当スゴいですね、藤井風。もう完全に感性がちょっとボクついて行けないなと。ついて行けないというか、藤井風に限らずだけど、こういうの聴いていると「あ、オレって古い人間なんだな」って思っちゃいますね。とか言いながら「メモトキレナガール」とか、ちゃんと作ってますけどね。開き直って頑張ってますけども、ホントに(藤井風は)スゴいと思いますし、この曲も素晴らしいです。

KAN:(藤井風とは)一度だけ、ごあいさつしたことがあります。2019年の夏に香川県の「モンスター・バッシュ」というフェスで、弾き語り向けの小さなステージで、ボクの前が藤井風、まだメジャーデビュー前だったと思いますけど。ボクと藤井風用に同じピアノをレンタルしてもらってたので、ボクの前にそのピアノを弾いたということで、ごあいさつしてくれて「KANさんのピアノ、弾かせていただきました」と。「いや、ボクのじゃないけど」と言って。そう言うごあいさつをしたことがあります。その後にデビューして、あっという間に武道館。スゴいですね、ホントに。

M2「 燃えよ / 藤井風」

次の曲も、リスナーさんからのリクエスト。メールには「KANさんが思わず調べてしまったという、official髭男dismのLaughterをお願いします」と。さて、どういうことでしょう?

KAN:東京のラーメン屋さんの有線で掛かっていて、「この曲、いいなあ。すごいな、これ。official髭男dismだったらイヤだな」と思って。で、印象に残っていた歌詞をネットで調べてみたら、やっぱりofficial髭男dismだったんです。まいったなぁ~。イヤだな~、イヤだなと言うのはどういうことかと言うと、藤井風もそうですけど、こういうのを聴くと、なんかね「参ったな」と言うか、本当に「オレ、古いやつだな」って、さっきも言いましたが、思っちゃうんですよね。

KAN:だからね、聴くのが怖いんですよ。ちゃんとアルバム聴いて、がっつり聴いたら打ちひしがれそうな気がして。だから、チラチラと見たり聴いたりはしますけど、がっつり聴くのが正直、怖いって言うのがあります。この曲は聴いてますけど、スゴいです。何だろうな、このセンス。

M3「 Laughter / Official髭男dism」

KANからのお知らせ。馬場俊英とコンビを組んでの配信シリーズ第3弾【クイズ・ギター博物館へようこそ】。根本要をゲストに迎えて、
極めて音楽的でマニアックな内容を、初めての方にもわかりやすく構成しようと思っています。2021年12月29日(水)19時から生配信。アーカイブは22年1月4日(火)いっぱいまで見られます。

【12月4日のプレイリスト】
M1. メモトキレナガール / KAN
M2. 燃えよ / 藤井風
M3. Laughter / Official髭男dism
M4. Breaking Us In Two / Joe Jackson
M5. 恋 / 星野源
M6. Owner of a Lonely Heart / YES
M7. CLOSE TO ME < KAN

ほな、サイババ!

STVラジオ『KANのロックボンソワ』(毎週土曜 17:00~18:00)

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KANのロックボンソワ

放送局:STVラジオ

放送日時:毎週土曜 17時00分~18時00分

出演者:KAN

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土曜の夕方、偉大なるメロディーメーカー・KANが音楽を語り尽くす1時間。たまに音楽には直接カンケーないトークも…。それが『KANのロックボンソワ』です。

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