コロナに負けるな イルミで輝く大山 小田急線愛甲石田駅前で点灯

小田急線愛甲石田駅南口にお目見えした、大山をイメージしたイルミネーション=伊勢原市石田

 小田急線愛甲石田駅(伊勢原市石田)の南口で3日、市のシンボル大山をモチーフにしたイルミネーションの点灯が始まった。ピンクや青、紫に輝く電飾がきらめいている。

 イルミネーションは地元の石田商工振興会が中心となり、新型コロナウイルス禍で気持ちが沈んでしまった人たちに少しでも笑顔になってもらおうと、昨年から始めた。今年は昨年より千個多い8100個のLED(発光ダイオード)電球を取り付けた。

 同日行われた点灯式には髙山松太郎市長らが参加。大山の朝焼けや夕焼けをイメージするピンク色、裾野に広がる街並みをイメージした青色のイルミネーションが点灯されると拍手が起きた。同会の照木博中会長は「イルミネーションが明るく前向きになれる存在になるとうれしい」と話した。

 点灯は来年3月14日までの日没~午前0時。

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