Xマス 黒に彩るシュトーレン 「燕三条鉄シリーズ」第3弾発売

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鉄シュトーレンを開発した、サン・フォーレットの石山範康さん(右)とちるふる所長の芳賀聡さん=三条市北入蔵2
燕三条鉄シリーズの第3弾の鉄シュトーレン

 アイスやまんじゅうに続く「燕三条鉄シリーズ」の第3弾として、ドイツのクリスマスの定番菓子「シュトーレン」が登場した。開発スタッフは「真っ黒でインパクトたっぷりのお菓子で、今年のクリスマスを楽しんでみては」と呼び掛けている。

 鉄シリーズは、新潟県三条市柳川新田の企業プラスワイズが新たな燕三条地域の名物を目指し開発。「ChillFull(ちるふる)」のブランドで、鉄粉や竹炭を使ったアイス、まんじゅうを今春から順次販売してきた。

 同市北入蔵2のパン店「サン・フォーレット」の工場長、石山範康さん(50)は「食べる工場見学」を掲げた鉄シリーズの理念に共感。ちるふる所長の芳賀聡さん(43)に、同店が得意とするシュトーレンを扱うことを提案した。

 シュトーレンは「坑道」を意味し、トンネルのような形から名付けられた焼き菓子。焼いた後に溶かしバターでコーティングするため、保存期間は1カ月と日持ちするのが特徴だ。

 市内産の小麦を使った生地にドライフルーツやナッツ、さらに竹炭を練り込んで真っ黒に。ごつごつした本体の上に鉄粉や竹炭、砂糖を混ぜた灰色の粉を振りかけ、鉄の質感を出した。もっちりとした食感と甘味とともに、ほのかに鉄を感じられる一品に仕上がった。

 石山さんは「鉄をどう表現するか苦労したが、イメージ通りの商品が完成した」と自信を見せた。芳賀さんは「アイスやまんじゅうは話題性もあって売り上げは好調。シュトーレンもおいしくできた」と手応えを話す。

 シュトーレンは1本2484円、ハーフ1296円。24日ごろまで製造する。同店など市内3カ所と、ちるふるのホームページで販売する。