総合戦略実現向け連携 小林市と第一生命が協定

 小林市と第一生命保険宮崎支社は19日、地方創生に関する包括連携協定を結んだ=写真。住み続けたいと思うまちづくりなど市の「第2期てなんど小林総合戦略」に掲げる三つの目標実現へ向けて、同社のネットワークや人材を活用する。
 具体的な取り組みとして同社は、同市のふるさと納税推進のため、市外の顧客や約5万5千人の社員に情報を提供。市職員向けのSDGs(持続可能な開発目標)セミナーも開く。
 市役所であった締結式で小谷彰支社長は「当社のリソースを存分に活用いただくことで、小林市の地域課題解決に協力していく」とあいさつ。宮原義久市長は「協定をきっかけに地方創生の一層の推進を図りたい」と感謝した。
 同社は同市を含め、県など県内11自治体と包括連携協定を結んでいる。

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