6日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』（TBSラジオ）で、タレントの伊集院光が、アダルトグッズを扱う会社のロゴがあったため、NHK・BS1が試合中継を取りやめたカーリング混合ダブルス五輪最終予選の試合について語った。
番組では、伊集院が最近一番印象深かったニュースとして、5日にオランダ・レーワルデンで開幕したカーリング混合ダブルスの試合がNHKで中継されなかった話題をあげた。
事の発端を伊集院は「あの～エログッズの…、試合のスポンサーに日本で言うとこの、大人のオモチャのでかいメーカーがスポンサーについちゃって。で、カーリングのあのゴシゴシゴシ～ってやってる、あそこのところに、でかくその会社の名前が入っちゃって」と説明し、「オフィシャルのスポンサーだから、公式マークが入ってると。そしたら、NHKがそういうメーカーのロゴは映せない、みたいなことになって。カーリングの試合の中継をやめたんだよね」とそのスポンサーが原因で、NHKが混合ダブルスで日本代表の初戦となる米国戦の中継を取りやめたと話した。
なお、NHKは6日、放送休止理由について同局の放送ガイドラインに定めた「品位と節度を心掛ける」、「青少年に及ぼす影響について慎重な配慮が求められる」といった点に抵触するおそれがあったと理由を説明している。
伊集院はそのアダルトメーカーのロゴを、ネットの試合動画で見た印象に関して「で、その…、世界大人のオモチャ社。実際のロゴは普通のロゴだよね、本当に普通のロゴで」と特にアダルトグッズを意識させるところはない普通のロゴだったと感想を語る。
さらに、そのスポンサー企業が、「このような状況は残念。私たちはきちんとした会社で、カーリングは我々の名前を連想させる素晴らしいスポーツ」と話しているということで伊集院は「その会社も怒っちゃってるワケ。全世界的に広告効果がある大会だから、俺たちは高いスポンサー料を払ってるのに、なにその続々と中継しないみたいな話、先言ってよ、みたいな？ それは怒るわな」と感想を語ったのだった。
