重源ゆかりの地めぐり「ドライブスタンプラリー」1月31日まで開催中 生誕900年記念して山口市と防府市で

▲ラリー参加はスマートフォンで

 平安時代末期に東大寺再建の責任者として山口市徳地に入り、木材の伐採や運搬などを指揮した俊乗坊重源(1121~1206年)。2021年が生誕900年にあたることから、記念事業として重源ゆかりの地を巡る「ドライブスタンプラリー」が1月31日(月)まで山口市と防府市で開かれている。集めたスタンプの数に応じて、記念品や特産品の当たる抽選に応募できる。

    

▲1月31日まで参加可能

 参加はスマートフォンで。まず、日本自動車連盟(JAF)が運営するドライブスタンプラリーのサイト(https://agent.jafnavi.jp/)でユーザー登録をする。次に、同サイト内で「山口徳地・重源さんゆかりの地めぐりドライブスタンプラリー」を検索して、「参加する」ボタンを押すとラリー参加の準備が完了する。スタンプのもらえる場所は①南大門(山口市徳地堀)、②法光寺(同徳地鯖河内)、③岸見の石風呂(同徳地岸見)、④月輪寺薬師堂(同徳地上村)、⑤東大寺別院阿弥陀寺(防府市大字牟礼坂本)の5カ所。到着したら、スマートフォンの位置情報を「オン」にして備え付けの二次元コードを読み込むとデジタルスタンプを獲得することができる。スタンプ五つで、新谷酒造の純米大吟醸「わかむすめ燕子花」が2人に、四つ以上で徳地名産品詰め合わせが3人に当たる。    

 また、防府市でも同じ期間中に同サイトから参加できるスタンプラリー「ぐるっと まわって 重源 ワォ!」が開催中。①東大寺別院阿弥陀寺、②防府天満宮(防府市松崎町)、③玉祖神社(同大字大崎)、④文化財郷土資料館(同桑山)、⑤月輪寺薬師堂の5カ所がスタンプポイントで、ミソ、白だし、レモンティーの詰め合わせ「佐波川賞」や、バウムクーヘンなど焼き菓子の詰め合わせ「材木賞」など、重源にちなんだ賞品が当たる。    

 問い合わせは、山口市のスタンプラリーが同市教育委員会文化財保護課(TEL083-920-4111)で、防府市が同市役所おもてなし観光課内の重源上人生誕900年イベント推進協議会事務局(TEL0835-25-4547)へ。

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