アメリカン航空グループ、ロバート・アイソム社長がCEOに就任

アメリカン航空グループは、2022年3月31日付けで、ロバート・アイソム社長が最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。ダグ・パーカーCEOは退任するものの、会長職を引き続き務める。

ロバート・アイソム氏は、ノートルダム大学で機械工学の理学士号と英語の文学士号、ミシガン大学で経営学の修士号を取得し、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)に入社。アメリカウエスト航空やノースウエスト航空、USエアウェイズを経て、アメリカン航空へ。現在はアメリカン航空グループと、子会社のアメリカン航空の社長を務めている。

ダグ・パーカー氏も、アルビオン大学で経済学の学士号を取得し、ヴァンダービルト大学で経営学修士号を取得。アメリカン航空、ノースウエスト航空、アメリカウエスト航空などを経て、USエアウェイズの会長兼CEOを務めていた。現在はアメリカン航空グループとアメリカン航空の会長兼CEOのほか、業界団体のエアラインズ・フォー・アメリカ(A4A)、国際航空運送協会(IATA)理事、ワンワールド運営委員会の委員を務めている。

ダグ・パーカー氏は、「私はロバートと20年間一緒に仕事をしてきましたが、彼がアメリカン航空の次期CEOになることに大変喜んでいます。これは、まさに業界で最高の仕事です。ロバートは、オペレーションに関する深い専門知識とグローバルな業界経験を持つ、協力的なリーダーです。パンデミックの間、我々のチームを導き、サポートしてくれた彼の努力は、まさに驚異的としか言いようがありません。私たちは、業界の回復を最大限に活用するための体制を整えており、今は、私たちが計画し準備してきた引き継ぎを行うのに適した時期です。この明確で有能なリーダーに引導を渡すことができて、私は非常に幸運だと思っています」とコメントした。

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