美的集団、遠心分離機の年間生産・販売台数が千台を突破

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美的集団、遠心分離機の年間生産・販売台数が千台を突破

 美的集団を視察する中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理(手前中央)。(10月14日撮影、広州=新華社記者/龐興雷)

 【新華社北京12月8日】中国の家電大手、美的集団ビルディングテクノロジー事業部(MBT)はこのほど、今年に入ってから千台目となる遠心分離機をラインオフし、電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)に納入した。

 中国冷却学会の長江億(ちょう・こうおく)理事長は「120万冷凍トンの冷房能力を持つ千台目の遠心分離機がラインオフし、納入されたことの意義は数字そのものにとどまらない」と述べた。空調業界全体にとっては中国遠心分離機産業の足かせが外れ、国産遠心分離機の急速な台頭という新たな光明がもたらされたほか、空調業界、ひいては民族ブランドの手本にもなると評価した。

 MBTは遠心分離機の研究開発において、先行研究、製品の研究開発、産業への応用という3段階の枠組みを確立している。遠心分離機の研究開発費の対売上高比率は10%を超え、研究開発者数は120人以上、実験設備への投資額は2億元(1元=約18円)を超えている。磁気軸受(マグネットベアリング)や大容量インバーター、ビル管理システム(BMS)などの技術開発で大きな進展を遂げるとともに、コア部品の自主開発、自主生産を実現し、中国の遠心分離機市場により信頼性が高く、省エネで高効率の製品を提供している。