周期的に強まる冬型の気圧配置

関東の南東海上で発生した低気圧は東に去り、大陸から移動してきた高気圧の影響で、西日本や北海道を中心に晴れる所が多くなっています。
しかし、週末はオホーツク海で低気圧が発達し、この低気圧に伴う寒冷前線が通過する見込みです。北日本では雪か雨、東日本の日本海側から西日本の日本海側では雨となる見込みですが、この寒冷前線の通過後は、強い寒気が南下し、再び北日本を中心に西高東低の冬型の気圧配置となる見込みです。札幌では週明けの最高気温が2℃となる予報ですが、これで平年並みの気温です。
冬型の気圧配置は周期的に強まりますが、この周期が次第に短くなり、本格的な冬を迎えます。

気象予報士・饒村 曜

画像について:図 各地の週間天気予報(数字は最高気温)

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