AKB48、乃木坂46、NiziUが「レコード大賞」を目指して激突! 全力のパフォーマンスを約束

TBS系で12月30日に放送される音楽の祭典「第63回 輝く!日本レコード大賞」(午後5:30)の記者会見が行われ、最優秀作品賞を受賞した純烈、乃木坂46、Da-iCE、NiziU、DA PUMP、AKB48、Awesome City Club、新人賞を受賞したINI、TAEKO、マカロニえんぴつ、望月琉叶が登壇した。

会見には、先に新人賞を受賞した4組が登場。まず、あいさつした望月は民族ハッピー組のメンバーで、グラビアができる演歌歌手として活躍中。ファンやスタッフに感謝を述べた後、「でも、私の美貌と才能が、この受賞につながったと言っても過言じゃないんじゃないかなと思っています」と強気な発言で盛り上げると、“和製ビヨンセ”として注目を浴びるTAEKOは「30日は気合をいれて、最高のパフォーマンスをお見せできるように、3週間しっかりトレーニングしていきたいと思います。格闘家みたいなコメントですみません」とストイックに発言し、「最高の歌と踊りを見せたい」と力を込めた。

また、新人賞受賞を聞いた際は、メンバー11人で喜んだというINI。木村柾哉は「ファンの皆さまの支えがあったからこそ、僕たちは活動できています。30日は『新人賞』として最初で最後なので、本番では一瞬一瞬を大切にパフォーマンスさせていただきたい」と抱負を述べ、田島将吾は「これからも感動を与えられるパフォーマンス、そして最高の僕たちのパフォーマンスをお届けできるように、11人で頑張っていくので応援よろしくお願いします」とメッセージを伝えた。

そして、バンド結成10年ながら、メジャーデビューは2020年のロックバンド・マカロニえんぴつのボーカル&ギターのはっとりは「名前を呼ばれるたびに、もうちょっとかっこいいバンド名にしておけばよかったなと思うんですが…ふざけた名前ですみません」と恐縮しつつ、「『おまえら新人じゃねーだろ』と言われたりしますが、メジャーレーベルから出してからはまだ1年のひよっこ。このような賞をいただき、胸がいっぱいで、背筋が伸びる思いです。いろいろな方にバンドの音楽を届けられるように精進していきます」とさらなる飛躍を誓う。さらに、今回の受賞を「うれしかった」と喜び、「今までやってきたことが間違っていなかったんだなと報われる気持ちをありました。30日は1曲入魂、気持ちを込めて演奏させていただきます。あとは体を壊さないようにトレーニングもしていきたい」とTAEKOのコメントに重ねて、ベストパフォーマンスを約束した。

続いて、優秀作品賞を受賞したアーティストが登場し、AKB48、乃木坂46、NiziUの女性グループに対し、「お互いに意識していることはありますか?」という質問が。「えーっ!!」と一様に答えに困った表情を見せる中、最も先輩となるAKB48の岡田奈々が「一緒にこのステージに呼んでいただけて光栄ですし、共演させていただけてうれしいなという思いなんですが、皆さんきっと大賞を狙っていると思うので…私たちも負けないように、精いっぱいパフォーマンスを披露したいという思いです。頑張ります」と意気込みを語る。

乃木坂46の梅澤美波は「それぞれのグループのカラーがあって、AKB48さんもNiziUさんも、すてきなパフォーマンスをされているところをお見かけするので、30日のパフォーマンスも楽しみですし、同じステージに立てるというだけでも本当にうれしく思います」と2組を立てつつ、「(乃木坂46は)10周年を迎える年なので、この楽曲を聴いてくださっている皆さまに感謝をしっかり届けられるようなパフォーマンスをしたいと思っております」と意欲を燃やした。

NiziUのMAKOは「私たちもずっと見てきた大先輩の方々と同じステージに立てることができて光栄ですし、当日は私たちもすてきなパフォーマンスをたくさんの方にお届けできたらいいなと思っています」と宣言した。

また、Da-iCE、DA PUMPと男性グループに対して、意識することがあるか聞かれた純烈の酒井一圭は、「(会見での並び位置がNiziUの後ろだったことから)この並びの通り、目の前にNiziUさんがいるわけでございまして、僕ら4人のメンバー、30代、40代、50代、サジュー・ヨジュー・ゴジュー…」とおやじギャグで笑いを誘うと、「年齢のことじゃないから」とメンバーにツッコまれ、「僕らは大賞を目指すなんておこがましくて、皆さんを応援しております」と謙虚に発言し、会場を和ませていた。

DA PUMPのKENZOは「Da-iCEさんは一緒に練習させていただいたり、純烈さんはDA PUMPのメンバーが振り付けさせていただいたりと、交流のある2組とステージで競演できることがうれしい」と喜び、Da-iCEの花村想太は「僕たちはここに立つまでに7年かかって、やっと夢だったこのステージに立つことができるので、その思いを30日しっかりぶつけて、先輩たちの姿を胸に焼きつけながら。大賞も取れたらなと思っております」と強い思いを口にした。

Awesome City Clubのatagiは「身に余るような光栄です。優秀作品賞の皆さまの中で見ると、バンドマン、ライブハウス上がりの人間は僕らぐらいだったのかなということも含めて、バンドミュージックを伝えられたのがうれしいです」とコメントし、大賞受賞への自信を問われると、PORINが「大賞を受賞できるようなパフォーマンスを、当日は全力でやろうと思いますので、期待していてください」とコメントした。

なお、番組の司会は、昨年に引き続き、安住紳一郎アナウンサーと吉岡里帆が務めることも発表された。吉岡は「昨年は初めての『レコード大賞』の司会ということもあり緊張もしておりましたが、アーティストの皆さんのパフォーマンスが本当に素晴らしく、感動し胸が熱くなりました。今年もアーティストの方々の間近で感じる熱気を、幅広い世代の方に伝えたいという思いでいっぱいです! また皆さまにお届けできる機会をいただき大変うれしく思っています」とメッセージを寄せている。

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