【新型コロナ】逗子海岸花火大会、2022年も中止 コロナ影響、3年連続

逗子海岸で2019年に開かれた花火大会

 神奈川県逗子市観光協会は8日、2022年の逗子海岸花火大会を中止すると発表した。中止は3年連続となる。

 新型コロナウイルスの感染状況が不透明で、毎回約10万人が訪れる来場者らの安全確保に不安が残る中での開催はすべきでないと判断した。花火の手配や協賛金などを数カ月前から準備する必要があり、同協会は「苦渋の決断」としている。23年はコロナの状況を踏まえて検討する。

 20~21年は、東京五輪に伴って警備人員の確保が困難となったことや、セーリング競技開催の影響で葉山港のスペースが確保できないことなどから中止していた。

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