セロトニンで基礎代謝アップ!「軽やかな心と体」を作るヨガポーズ2つ

ホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクターのみなさんによる連載「心とカラダを磨く!LAVAのセルフエステヨガ」では、おうちでできる心とカラダを磨くセルフエステヨガをお届けします♪(毎月第2、4水曜日更新)

おはようございます!ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター 元石卿子です。

ツンとした冷たい空気に、ひんやりとした風。季節はもうすっかり冬ですね。

冬になると、眠気が増して朝が起き辛かったり、寒くてカラダを動かすのが億劫になることがよくありせんか。そうすると、運動量は減る一方なので、毎年冬になると体重が増えてしまうという人も多いはず。

あ~もうどうしたらいいんだろう…と、悩まれている方へ朗報です!

実は、冬の時期に起きる「動きたくない症候群」。これは、決してあなたが怠け者だからなのではなく、誰しもに起きる生理現象です。そして、ちょっとした工夫で解決することができますよ。

その解決法としておすすめしたいのが、ヨガのポーズで「セロトニン」の分泌量を増やすこと!

「セロトニン」の分泌量は私たちの活動量に影響すると言われています。冬は夏に比べて日照時間が短く、脳覚醒を促進させる「セロトニン」の分泌量が減少するため、自然と活動量が減り、代謝が落ちて太りやすくなると考えられます。

つまり、冬の体重増加をセーブするためには、セロトニンを増やして活動的にすごし、代謝を上げることが大切◎

セロトニンの分泌量を増やすヨガを日常生活に取り入れて、代謝をアップ!軽やかな体を心を手に入れましょう♪

【1】わき腹を伸ばす「風になびく かんぬきのポーズ」

ポーズの前にまず、冬場の心身のメンテナンスにおいて大切な「セロトニン」の知識を深めましょう!

「セロトニン」とは、別名“幸せホルモン”とも呼ばれている神経伝達物質で、その分泌により、心のバランスを調整したり、カラダを活動的にする役割をもっています。

セロトニンを増やす方法は

  • 太陽光を浴びること
  • 深呼吸をすること
  • 呼吸に合わせたリズム運動を行うこと

この全てを叶えられるのが、今回ご紹介する「風になびくかんぬきのポーズ」です!

このポーズでは、脇腹の筋肉を伸ばすことで、深呼吸がしやすくなることに加え、ゆったりとした呼吸とともに心地よくリズム運動ができます。しかも、カーテンを開けて太陽光を浴びながらすると、さらに「セロトニン」の分泌を増やすことができますよ♪

1) 左膝を床につき、右脚を横に伸ばす。右足の裏は床につけ、つま先を正面に向ける。

2) 両腕を横から上げて、頭上で交差し、手のひらを合わせる。

3) 息を吸って、吐きながら上半身を右に倒す。

4) 息を吸いながら上半身を起こし、息を吐きながら、上半身を左に倒す。

これを1セットとして、呼吸に合わせてゆっくり3セット行う。

ポイント

  • 床についている膝は、股関節の真下に置きましょう
  • 両腕をクロスすると肩がつまる感じがする場合は、両指を組んで手のひらを返した状態で行ってください

【2】代謝アップ!「羽ばたく英雄のポーズ」

セロトニンには心身のバランスを整える働きだけでなく、カラダの基礎代謝をアップする効果も期待できます。

カラダを引き締める上で欠かせない基礎代謝は、日常的なストレスによる自律神経の乱れで低下すると考えられています。そのため、セロトニンの分泌によりストレスが緩和されると、自律神経が整い、血液の循環や臓器など様々な機関の働きが改善し、自ずと基礎代謝が上がるんです!

セロトニン分泌を促進させることで、心とカラダの両方の状態が良くなるなんて…なんだかとても魅力的な話ですよね!

次にご紹介するのが、セロトニン分泌を促し、代謝を上げるためにおすすめの「羽ばたく英雄のポーズ」です。

下半身を鍛えるトレーニングと、セロトニン分泌を促すリズム運動が同時に行える、とても効率的なポーズなんですよ♪

セロトニン分泌で代謝が上がったカラダに、適度な筋力トレーニングを加えると、エネルギー消費量が増え、効率よく引き締めボディに近づけます。

深い呼吸に合わせて、羽ばたくように両腕を大きく動かしながらポーズを行うと、カラダの内側からどんどん温まる感覚があるはず!ぜひ元気よく動いて、素敵な一日をスタートさせましょう♪

1) 両手を腰に当てて、右脚を大きく後ろに引き、かかとを床につけて膝を伸ばす。つま先は45度外側に開く。前脚は膝を90 度程度に曲げる。

2) 息を吸いながら、両腕を横から大きく頭上に上げる。

3) 息を吐きながら、両腕を横から下げ、上体をゆっくり前に倒す。

左脚の太ももを包み込むように両腕を脚の下にまわし、背中を丸めて、息を吐き切る。

4) 息を吸いながら、両腕を横から上げて、上体をゆっくり起こす。これを1セットとし、呼吸のペースに合わせて3~5セット以上行う。

ポイント

  • 前脚はつま先と膝の向きをそろえて行います
  • 脚を前後に開くときは、後ろ脚の膝裏が伸びると感じるところまで後ろに引き、足裏全体を床につけましょう

今回のブログを担当したのは・・

ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター2021 元石卿子(もといしきょうこ)さん

詳しいプロフィール:https://yoga-lava.com/top_instructor/instructor_19.php
Instagram:@kyoko.motoishi_topir
ホットヨガスタジオLAVA:https://yoga-lava.com/

☆次回は、12月22日(水)にUP予定です♪

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