FM福岡・愛智望美が4コマ漫画の特別賞! 第6回北九州国際漫画大賞に初挑戦で初受賞

FM福岡は11月26日に、同局の愛智望美アナウンサー作成による4コマ漫画が「第6回北九州国際漫画大賞」(出品数1271作)で審査委員特別賞にあたる「萩岩睦美特別賞」を受賞したと発表した。受賞作品は公式サイト(https://kitakyushu-mangataisho.com/)で同日から公開されているほか、北九州市漫画ミュージアム(福岡県北九州市小倉北区)で開催される企画展「北九州国際漫画祭2021」でも、12月11日~2022年1月30日まで展示される予定だ。

発端は愛智アナが火曜に出演している生ワイド番組「DIG!!!!!!!!FUKUOKA(ディグ・フクオカ)」(月~木曜午後0:30)内の「DIG大人の自由研究」という夏休み企画だった。彼女はアニメ漫画の専門番組「あにぺろ」(火曜午後9:00)にも出演しており、そこから人生初の4コマ漫画を描くことに。漫画大賞の募集を知り、今年のテーマ「食べる(たべる)」と向き合うが、そもそも幼い頃から絵を描くことが苦手だったという。まずは、色鉛筆とベレー帽を買いそろえ、気分を盛り上げることからスタート。リスナーからのアドバイスを受けながら、何度も練習を重ね、締め切り前日の夜中まで頭を悩ませたとか。局アナという身分は伏せ、「あいぺろ」のペンネームで応募。結果、初チャレンジで初受賞となった。

愛智アナは「4コマ漫画と真剣に向き合う日々は想像以上に過酷なものでした。限られたコマの中でいかにシンプルなセリフで面白い展開にもっていくか、セリフを削ぎ落す作業が一番苦労したかもしれません。多くの方々からの支えのおかげで、最後は満足のいく作品を描き上げることができました。名誉ある賞をいただけて本当にうれしいです」と喜びを明かす。

審査委員からは「愛情をずっと持ち続けて、最終的にこうやって報われてよかったなと温かい気持ちになりましたし、じわっとくる作品でとてもいいなと思いました!」と受賞作にコメントが寄せられた。

【第6回北九州国際漫画大賞】

特別審査委員:松本零士(漫画家)
審査委員:うえやまとち(漫画家)、萩岩睦美(漫画家)、田渕浩司(講談社「モーニング」編集部)

【田嶋一貴氏(北九州市市民文化スポーツ局漫画ミュージアム事務局) コメント】

「今年で6回目の開催となった4コマ漫画の国際コンテストですが、コロナ禍にもかかわらず世界22カ国・地域(日本含む)から昨年を上回る1271作品もの応募をいただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!」

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